夏休みになり”心を入れ替えて勉強量を増やします!”と言ってくれ高2生から受けた相談をご紹介ます。
相談内容
「集中力が全くもちません…。中学受験の時の方が集中力があったと思います。どうすればいいですか?」(-_-;)
同じような悩みを抱えている人もきっと多いですよね。
「さぁー。心を入れ替えて勉強するゾ!」って思ったのに勉強開始後5分もしたら、なぜか…
”お部屋の掃除をしはじめ”、
”掃除をしていたら昔よんだマンガが見つかってそれを読み始めてしまったり”、
”昔友達と撮った写真が見つかってその友達に電話したり”…
なんていう経験はありませんか?
今回のコラムでは”集中力が持たない”ときに実践したい4つのメソッドをご紹介します。
このコラムが受験勉強に日々励む受験生、高校生のお役に立てれれば幸いです。
目次
- ○ 勉強に集中する技術4選
- ・集中力がもたない原因
- ・集中力持続のワザ① 科目を変えてみる
- ・集中力持続のワザ② 姿勢を変えてみる
- ・集中力持続のワザ③ 場所を変えてみる
- ・集中力持続のワザ④ 時間を変えてみる
勉強に集中する技術4選
集中力がもたない原因
集中力がもたない原因には次の4つの要因が挙げられます。
①単純作業につかれたから集中力が切れた
②姿勢が悪いので集中力が続かない
③視界に誘惑するものがあるから集中力が続かない
④長時間勉強するのに慣れてないから集中力が続かない
この他に眠いから集中力が続かないなども考えられますね。
集中力が続かないのを放っておいたら大変なこと(=勉強しないことが癖になる)になっていくので、①~④に対する具体的な対策法を考えていきましょう。
集中力持続のワザ① 科目を変えてみる
脳の同じ部分を使う勉強ばかりをしていると脳の働きの消耗も激しくなっていきます。
なるべく脳の違う部分に働きかけるように【英単語】(暗記系)→【数学】(理解系)→【生物用語】(暗記系)…のように暗記系のものと理解系のものとを交互に組み合わせながら勉強していきましょう。
集中力持続のワザ② 姿勢を変えてみる
「勉強は姿勢から!」という話はよく聞きますね。
背筋が曲がった状態で勉強をするとどうしても集中力が持ちません。
姿勢をよくする方法は椅子に浅く座り、背筋を伸ばすことです。
成績が上位の生徒にはやはり姿勢が良い生徒が多いものです。
勉強中の姿勢が悪いと感じている人は勉強中の姿勢を意識的に姿勢を正すところからはじめてもいいですね。
集中力持続のワザ③ 場所を変えてみる
家では漫画や携帯、パソコンなどがあってなかなか集中できませんね。
そういう場合は、図書館や予備校の自習室(横浜予備校の生徒はドリンクバー、コピー機つきの自習室を利用しよう!)を積極的に利用しましょう。
また、予備校の自習室では可能なら先生に携帯電話を預かってもらいましょう。
自分の周りに勉強以外の誘惑物を置かないことです。
集中力持続のワザ④ 時間を変えてみる
勉強に慣れていない人がいきなり2時間集中して勉強することはなかなか難しいです。
2時間集中して勉強する自信がない人は「15分勉強して、5分休む」を繰り返してみましょう。
2時間は遠いゴールだけど、15分なら近いゴールで集中力がもちそうですね。
非現実的なゴールを目標とするのではなく現実的なゴールを目標とすることで集中力を持続させることができます。