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模試の中でも大切なものと参考程度にするもの
こんにちは!横浜予備校です。
皆さんは、どのくらい多くの模試を受けていますか?
受験生になると、毎月模試を受けるようになります。
学校によっては、1カ月に何回か模試を受けることもあります。
模試のたびに結果が返ってきますが、その結果はどのように参考にしていますか?
模試の結果には情報がたくさん載っていますが、その中でも志望校の合格判定や順位は多くの受験生が気になるところでしょう。
今の自分の立ち位置を知ることができる重要な機会ですが、よりその位置を確認できるものはどれかということを、今回はお伝えしたいと思います。
最重要はオープン模試(大学別模試)
自身の今の順位として、最も参考になるのはオープン模試(大学別模試)です。
理由は、以下の2つです。
・その大学の出題形式に最も近いため
・その大学を受験する学生が受験しているため
オープン模試(大学別模試)は、問題内容、採点基準、模試受験者、会場、試験時間、どれをとっても重要な情報ばかりです。
模試代は決して安くはありませんが、オープン模試だけは特に積極的に受験するようにしましょう。
志望校で使用しない形式は参考程度
模試には複数種類ありますが、例えば記述模試1つとっても、ものによって今の順位をより表しているものと、参考程度にとどめるものがあります。
入試形式と大きく異なっているのであれば、あくまで参考程度の偏差値・順位になります。
経験談ですが、同時期にオープン模試と記述試験を受験したことがあります。
その際、オープン模試ではA判定でしたが、記述模試ではD判定でした。
オープン模試も記述問題ではあったのですが、私は志望校の二次試験対策に力を入れていたので、実際の入試形式に近いオープン模試でいい成績がとれたのです。
次に、共通テスト対策模試に関してです。
オープン模試と同様、実際の入試形式に近い共通テスト対策模試であれば、国公立大学の一次試験の順位の目安になります。
しかも、このタイプの模試は受験生の多くが受験しているので、その点でも順位が参考になります。
復習にはどれも有効
順位が参考になるものを今回ご紹介しましたが、模試の最重要ポイントは「自分の苦手を把握して、試験に似た状況で問題を解く」ということです。
つまり、順位を確認するだけが模試ではなく、どの模試も復習の機会とするには絶好のチャンスとなるのです。
苦手を自分で探すのは労力もかかるので、模試で効率的に苦手を見つけて、1つずつ得意にしていきましょう。