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私大日本史対策!横浜予備校OBの早大生が高3で力を入れた3つのこと
みなさんこんにちは!横浜予備校です。
日本史は文系受験生にとっては絶対に手を抜いてはならない重要な科目の
一つです。
そのため、もっとも理想的な学習プランは高校1年生のうちから
コツコツと勉強を始めることとされています。
しかし、そうした早期からの勉強で志望校に合格した受験生がすべてではありません。もちろん、勉強に多くの時間を費やすことは必要になりますが、自分の学力に見合う効率的な勉強計画を立て、必要とされるものが何かを理解すること。これが、志望校合格に欠かせない勉強法であると私は考えています。
今回は、横浜予備校の指導によって早稲田大学におよそ1年の勉強期間で合格した私が日本史の勉強で力を入れた3つのことについてお話ししたいと思います!
1. 自身の学力を客観的に把握する
現在の学習状況にかかわらず、まずは1回、自分の学力をテストしてみましょう。模試のような大規模なものでなくともかまいません。
たとえば、 日本史用語集の正誤問題の総テストを章ごとに区切り、30分で最初から最後までテストしてみましょう。
「ここはまだ学習していない」「このあたりの出来事が理解し切れていない」など今後の勉強計画に必要となるデータを得ることができます。
どうしても長期にわたるスケジュール管理を求められる受験勉強では
定期的に自分の学力を把握することは非常に重要なことです。
自分に出来る範囲で構わないので、総テストを習慣付けましょう!
2. 量より質の勉強を求める
日本史は暗記なしでは勉強になりません。そのぶん覚えれば覚えた分だけ模試の成績には反映されるとが多いです。しかし、用語集を書き写す作業を反復するだけのような勉強法はおすすめできません。
入試問題は 記述問題や下線部の誤りの訂正、わずかな情報から時代や人物関係を推察しなければならないなど、単純な暗記では突破できないような作りになっています。
そのため、ただ用語集を暗記して終わりにするのではなく、資料集と併用して全体像を把握し、ある程度学習が進んだところで志望校の過去問に取り組むなど、総合的な問題に通用する力を身に着けるように意識しましょう!
3.志望校・志望学部の出題形式を研究する
すべての科目に言えることですが、私大受験では第1志望だけではなく、
第2、第3志望…と、すべての志望校の過去問に取り組む必要があります。
たとえば、GMARCH各大学においても難易度、制限時間、出題範囲は異なり、しっかり個別に対策を取らない限り、本番で望んだ得点を上げることは厳しいものとなります。
また、難関私立大学では強い傾向にあると言えますが、同じ大学でも学部間によってまったく出題傾向が異なることもあります。
例えば、早稲田大学では文化史が配点の多くを占める文・文化構想学部、大問の一部では出題文がすべて英語で表記されている国際教養学部、全てマークシート式でありながら2つ正答を選ぶ必要がある社会科学部(一部問題)など、学部間での差は非常に大きく、事前に理解しておかなければ
ならないことは多々あります。
よって、合格のためには 自分の受ける大学がどのような出題範囲、出題傾向にあるのかをじっくり考えることが欠かせません!
まとめ
いかがだったでしょうか?
この3つのポイントにしっかり取り組めることが長い受験生活を乗り切るために必須であると思います。
それを確実にするために、周囲の友達や先生に意見を仰ぐことも大切です。
自分の勉強法にまだ自信や確信を持てていない時期ではあると思いますが、
いずれ迷いなく自分のゴールに至れるよう、あらゆる事柄に積極性をもって
取り組みましょう。
ここまで長々と綴りましたが、みなさんが志望校に合格することを心より願っております!