目次
- ○ はじめに
- ・高校生の勉強法のコツ
- ・予習を少しでもしておく
- ・定期テストの勉強と受験勉強は分けて行わない
- ・問題集をいくつも買わない
- ○ 高校生の科目別の勉強方法
- ○ 高校生の国語の勉強方法
- ・現代文
- ・古文
- ・漢文
- ○ 高校生の数学の勉強方法
- ○ 高校生の英語の勉強方法
- ○ まとめ
はじめに
「高校生になったけど中学生の頃と勉強方法は違うのかな?」
「高校生になってからの勉強方法を教えてほしいな」
このような悩みをお持ちではありませんか?
結論、中学生と高校生では勉強方法が大きく違います 。
この記事では、高校生になって間もない方から勉強方法に困っている高校生の方のために、高校生の勉強法を紹介していきます。
この記事を読むことで下記のようなことがわかるようになります。
・高校生の科目別の勉強方法がわかる
高校生の勉強法のコツ
ここでは、高校生の勉強のコツを解説していきます。
高校生の勉強方法は下記のとおりです。
・定期テストの勉強と受験勉強は分けて行わない
・問題集をいくつも買わない
予習を少しでもしておく
復習は学習において最も大切ですが、高校生になると予習がとても大切になってきます。
理由は、中学生の時とは授業の難易度と進行スピードが大きく異なるからです。
高校では授業の範囲が広くなるため、教科書のすべてを授業で教えることはできなくなってしまいます。
受験のことも考えて、受身で授業を受けるだけでなく予習を進めておくことが重要です。
予習の方法としては、難しいことは考えず教科書を入念に読み込むだけでOKです。
「教科書の基本事項をあらかじめ理解しておき、疑問点があれば授業で補う」というスタイルで勉強することで、授業についていけないといったことにはならないはずです。
定期テストの勉強と受験勉強は分けて行わない
受験勉強は早いうちから始めておいて損はありません。
そうはいっても「受験勉強と定期テストの勉強の両立って難しいでしょ」と考えている方も多いと思います。
しかし、受験勉強とテスト勉強の両立はできます。
なぜなら、どちらも高校で習う範囲から出題されるからです。
多くの学生が定期テストを暗記で乗り越えようとしていると思いますが、テスト勉強期間の1週間でテスト範囲すべてを暗記するのは大変ですし、テストが終わったら忘れてしまって何の役にも立ちませんよね。
テスト勉強期間以前から定期テストに備えた勉強を計画的に効率よくしておくことで、結果として受験勉強になっている テということです。
問題集をいくつも買わない
高校生の勉強が難しくなったからと言って、いくつもの問題集を買ってしまう方も少なくありません。
基礎的な内容を勉強するのに、問題集は1つで十分です。
逆にいくつも買ってしまうと、解説のしかたの違いに混乱してややこしくなってしまったりもします。
ですので、1つの問題集を極めることを意識して取り組みましょう。
教科別の勉強方法については以下で具体的に説明していきます。
高校生の科目別の勉強方法
ここでは、高校生の国語、数学、英語の科目別の勉強方法について解説していきます。
高校生の国語の勉強方法
国語と言っても「現代文」「古文」「漢文」と様々で勉強方法も異なります。
現代文
現代文は、意外と暗記が欠かせない教科です。
漢字や四字熟語、文法や文学史など日常からコツコツと覚えていかないといけません。
現代文の勉強法としては、長文を読む際に文章を細分化して読む癖をつけることが重要です。
例えば、段落ごとの内容の関係や文節間の順接・逆接などの論理関係、主語と述語など細かくチェックして読み込んでいきましょう。
はじめはかなり時間がかかりますが、コツコツと続けていくと自然に早くなっていきます。
古文
古文はもちろん単語暗記が重要ですが、それと同じぐらい文法の暗記も重要です。
単語は、単語帳が配られた時からコツコツと暗記していくことが大切ですが、この記事を読んだ方でまだ暗記していない方は、1日10個からでもいいので暗記をしましょう。
文法に関しては、日々の古文の授業をしっかり聞いて学んだことをしっかりと予習しましょう。
そのうえで演習問題などを解き、実戦練習しておくことがおすすめです。
漢文
漢文で何より大切なのは、返り点と句法のマスターです。
「疑問・反語」や「使役」「一二点」や「レ点」などの句法や返り点の最低限の知識を備えていないと、漢文を解くのは難しいです。
句法や返り点を覚えた後は、ひたすら演習問題です。
高校生の数学の勉強方法
数学の勉強で重要なのは、公式の暗記と問題演習の量です。
公式の理解も重要なのですが、公式は暗記してしまってより多くの問題を解けるようにしておくことをおすすめします。
授業中はどうしても板書に集中してしまいがちですが、板書をとるよりも問題を解くことに重きを置く意識をしましょう。
高校の数学は中学生の頃と比べると格段に難しくなります。
公式だけでも膨大な量が出てきますので、それらを覚え実戦で使えるようにトレーニングしましょう。
高校生の英語の勉強方法
英語の勉強で重要なのは、単語と文法です。
長文読解などをスラスラと解けるようになるためにも、文法と単語はしっかりと基礎を定着させておく必要があります。
単語の効率的な覚え方は、1日50個~100個の暗記です。
この際に意識することは、例文にも目を通しておくことと前の日に覚えた単語を復習しておくことです。
筆者がしていた勉強法は、 月曜日〜土曜日に暗記して日曜日に1週間分(600語)をまとめて復習するという方法です。
この方法を使用すれば、英単語ターゲット1900だと3週間ちょっとで1周することができる計算になります。
1周しただけで満足せずに何週もチャレンジするようにしましょう。
文法に関しては、問題集を何度も繰り返し解くことをおすすめします。
問題集であれば解答に文法の構造なども詳しく解説されていると思うので、解説も読み込むようにしましょう。
まとめ
今回は、高校生の勉強方法について解説していきました。
高校生になると、中学生の時と比べて授業の速度が速くなり難易度も高くなります。
どの教科の勉強でも言えることは、日々の予習が重要になってくるということです。
高校生の3年間の勉強は、日々の積み重ねがとても重要です。
1日1時間からでもいいので毎日予習する癖をつけましょう。
いかがでしたでしょうか?
「高校生になってからの勉強方法がわからない」
「高校に入ってから授業についていけない」
このような疑問や悩みをお持ち方のお役に立てれば幸いです。