目次
- ○ ながら勉強のメリットデメリット
- ○ そもそもながら勉強とは?
- ○ ながら勉強をするメリットは?
- ・時間を有効活用できる
- ・勉強を始めやすくなる
- ・集中力が持続しやすい
- ○ ながら勉強のデメリットは?
- ・勉強効率が落ちることもある
- ・その環境でしか集中できなくなってしまうこともある
- ○ おすすめできないながら勉強2選
- ・食べながら
- ・テレビや動画を見ながら
- ○ 効率アップに繋がるおすすめのながら勉強4選
- ・音楽を聴きながら
- ・好きな香りを嗅ぎながら
- ・お風呂やトイレに入りながら
- ・歩きながら
- ○ まとめ
ながら勉強のメリットデメリット
何かを”しながら”勉強する「ながら勉強」に興味を持っている方はたくさんいるでしょう。
ただ、ながら勉強が効果的という声もあれば、ながら勉強をすると勉強効率が落ちるという声もあり、挑戦しようか悩んでしまっている方も多くいるはずです。
そこでこの記事では、ながら勉強とは一体何か、どのようなメリット、デメリットがあるのか、おすすめのやり方はあるのかということについて詳しく解説していきます。
そもそもながら勉強とは?
冒頭でも解説したように、ながら勉強とは、何かをしながら同時に勉強をすることを指します。
例えば、
・動画を見ながら勉強する
・お風呂に入りながら勉強する
などです。
勉強をする時は、その他のことをシャットアウトするのが基本ですが、近年では様々なことをしながら勉強に取り組む方が増えています。
実際に、ながら勉強をしたことで勉強効率や集中力が高まったという方もいますので、気になる方は是非試してみてください。
ながら勉強をするメリットは?
では次に、ながら勉強をするメリットについて詳しく見ていきましょう。
時間を有効活用できる
ながら勉強をすることによって、時間を有効活用しやすくなります。
例えば、通学中に歩きながら勉強することによって、本来は何も生みださない「移動時間」を上手に使えるようになります。
また、入浴中に勉強することによって、身体の汚れを落としながら、あるいは1日の疲れを癒しながら勉強を行えるようになるのです。
受験生、あるいはテストを控えている学生さんは、特に時間の使い方が重要になってきます。
この記事を見ている方の中に、
「忙しくて勉強の時間を確保できない・・・」
「やることが多すぎて、気づいたら勉強せずに1日が終わっている」
と悩んでいる方がいるのであれば、是非ながら勉強を取り入れてみてください。
勉強を始めやすくなる
「心から勉強が好き!」
という方もいますが、中には勉強があまり好きではない、あるいは得意ではない方もいます。
このような方は、勉強を始めるまでに時間がかかってしまいがちです。
この記事を見ている方の中にも、
「やろうとは思っているけど、中々スタートできない」
「やってしまえば集中できるのはわかっているけど、重たい腰が上がらない」
という方が多くいるでしょう。
ながら勉強を取り入れることによって、勉強を始めるまでのハードルがグッと下がります。
その結果、
「勉強しようかな、どうしようかな」
という無駄な時間を削れるようになりますので、勉強効率も上がりやすくなるのです。
集中力が持続しやすい
人間の集中力は、長時間続きません。
中には、
「自分は集中力がない」
「すぐに飽きてしまう」
と悩んでいる方もいると思いますが、これは人間の性質ですので仕方がないことです。
ただ、ながら勉強を取り入れることによって、脳に対して適度に刺激を与えられますので、集中力を持続させやすくなります。
これも、ながら勉強を取り入れるメリットと言えるでしょう。
ながら勉強のデメリットは?
では次に、ながら勉強のデメリットについて詳しく見ていきましょう。
勉強効率が落ちることもある
冒頭でも解説したように、ながら勉強に対して、
「勉強効率が落ちるからやめておくべき」
という声も上がっています。
実はこれ、あながち間違いではありません。
勉強のみを行う場合、勉強以外のことが頭に入ってこないため、集中して勉強しやすくなります。
ただ、音楽を聴いたり、歩いたりしながら勉強する場合、勉強以外のことも頭に入ってきてしまうため、集中しにくくなったり、効率が落ちてしまったりする可能性が高くなるのです。
その環境でしか集中できなくなってしまうこともある
ながら勉強に慣れれば、何かをしながらの勉強でもある程度集中できるようになります。
ただ、長期間ながら勉強を行っている場合、何かをしながら勉強することが当たり前になり、その環境でしか集中できなくなってしまう可能性が高くなるのです。
例えば、
・動き回っていないと勉強できない
・静かな図書館で勉強すると逆に集中できない
などです。
テストや受験では、音楽を聴くこともできなければ動き回ることもできません。
ながら勉強に慣れすぎると、本番で最高のパフォーマンスを発揮できなくなってしまうこともありますので注意してください。
おすすめできないながら勉強2選
ながら勉強には、おすすめできる勉強法と、おすすめできない勉強法が存在しています。
まずは、おすすめできないながら勉強について詳しく見ていきましょう。
食べながら
何かを食べながらの勉強はおすすめできません。
なぜなら、噛む行為は脳を使うからです。
ご飯を食べたり、おやつを食べたりしながら勉強すると、食べるあるいは噛むことに脳が使われてしまうため、勉強に集中できなくなってしまうことがあります。
ジュースや水を飲むくらいであれば問題ありませんが、固形物を食べながら勉強すると、思うような効果を得られなくなりますので注意してください。
テレビや動画を見ながら
テレビや動画を見ながらの勉強も、あまりおすすめできません。
なぜなら、視覚と聴覚をテレビや動画に使いすぎてしまうからです。
この記事を見ている方の多くが、
「テレビを見ながら勉強していたけど、気づいたらテレビに夢中になっていた」
という経験をお持ちだと思います。
こうなってしまっては、ながら勉強の効果を発揮できなくなりますので、テレビやYouTubeなどの動画コンテンツを視聴しながらの勉強は避けましょう。
効率アップに繋がるおすすめのながら勉強4選
では最後に、効率アップに繋がるおすすめのながら勉強を4つ紹介していきます。
音楽を聴きながら
音楽を聴きながらのながら勉強は、非常におすすめです。
特に、歌詞が付いていないリラックスした曲調の音楽は、勉強に最適と言えます。
また、
・鳥のさえずり
・川のせせらぎ
・波の音
などの自然音も効果的です。
ただし、好きな音楽や歌詞付きの曲、アップテンポすぎる曲などを聞きながら勉強をすると、逆に集中できなくなってしまうこともありますので注意しましょう。
好きな香りを嗅ぎながら
好きな香りを嗅ぎながら勉強するというのも1つの方法です。
なぜなら、聴覚を使いながら勉強をすると、記憶に残りやすくなるからです。
好きな香りであれば基本的にどのような香りでも良いのですが、
・コーヒー
・紅茶
・カモミール
・グレープフルーツ
などの香りは、記憶力の向上に繋がるだけでなく、ストレス発散効果も得やすいと言われていますので、一度取り入れてみることをおすすめします。
お風呂やトイレに入りながら
お風呂やトイレに入りながらの勉強も、かなりおすすめです。
本来、お風呂に入っている時やトイレに入っている時などは、何もできません。
この時間は、テストを控えている学生や受験生にとってかなりのロスタイムとなります。
お風呂やトイレに入りながら単語の練習をしたり、年表の確認をしたりすることによって、無駄な時間を徹底的に省けるようになるのです。
歩きながら
勉強効率を上げたいと考えている方は、歩きながら勉強するのがおすすめです。
歩きながら、つまり筋肉を動かしながら勉強することによって、血流が良くなりますので、脳にも血液を届けやすくなります。
その結果、集中力や思考力の向上に繋げやすくなるのです。
こう聞いて、
「毎回散歩に行かないといけないの?」
という疑問を持つ方もいると思いますが、部屋の中をぐるぐる歩き回るだけでも十分効果を得られますので、気になる方は是非試してみてください。
まとめ
何かをしながら勉強をする「ながら勉強」は、使い方によっては高い効果を発揮します。
ただ、人によって、あるいはやり方によっては逆に勉強効率が落ちてしまったり、集中できなくなってしまったりすることもありますので注意してください。
今回紹介した、食べながらの勉強とテレビや動画を見ながらの勉強は、効率や集中力が低下する可能性が高いため、避けるのがおすすめです。
また、人によっては「ながら勉強」がそもそも合っていないこともありますので、一度試してみて合わないと感じたら、元の勉強法に戻すようにしましょう。