目次
- ○ 推薦の基本用語「専願」と「併願」
- ○ 専願とは?
- ・専願のメリット
- ・専願のデメリット
- ○ 併願とは?
- ・併願のメリット
- ・併願のデメリット
- ○ 専願・併願は自分の性格も踏まえて考えよう
推薦の基本用語「専願」と「併願」
大学受験について調べていくなかで、わからない言葉、知らない用語がたくさん出てきたという人も多いのではないでしょうか。
推薦入試を検討する人がまず出会うのは、「専願」「併願」といった用語です。志望校を検討する際、この2つの違いを理解しておくことは非常に重要です。
そこでこの記事では、 推薦入試における「専願と併願の違い」について解説します!
メリット・デメリットもまとめているので、推薦入試の受験を考えている人は確認してみてください。
専願とは?
「専願」(単願)とは、その大学を第一志望にしている、合格したら必ず入学すると約束して受ける入試です。
本当に行きたい大学が1つに絞れているのであれば、専願で出願するのがよいでしょう。
専願のメリット
・優遇措置がある場合がある
「あなたの大学に絶対に入ります」と決めて受験するため、優遇措置があったり、ボーダーラインが緩く設定されたりする場合があります。
・第一志望の対策に集中できる
専願で受験する大学のみに時間を割けるので、一点集中で対策を進めることができます。出願準備や受験日も第一志望校のみなので、時間の節約、体力温存にもなりますよ。
専願のデメリット
・あとから他の大学に変更することができない
専願で受験する大学は1校しか選べません。また、あとから他の大学に変更することができないので注意が必要です。「どこの大学がいいのだろう」と悩んでしまっている人、ギリギリまで悩みたい人には、併願がオススメです。
併願とは?
「併願」とは、他の大学も受験する前提で受ける入試です。
受験する大学が第一志望ではない場合や、まだその大学にするか悩んでいる場合は併願で受験しましょう。
併願のメリット
・どの大学に行くかを選べる
合格発表のあとに、どの学校に行くか悩む猶予ができます。気になる大学がいくつかある人は併願で複数の大学に挑戦してみるのもおすすめです。
・場数を踏める
複数の大学を受験することで、入試の場数を踏むことができます。第一志望校の受験に向けて、入試の雰囲気を知っておきたい人、試験慣れしたいという人は、併願校も決めてスケジュールを組むとよいでしょう。
併願のデメリット
・不合格だった場合の精神的ダメージがある
併願校が不合格だったとき、精神的に大きくダメージを受けてしまう可能性がある人は、併願校選びには慎重になったほうがよいでしょう。受験は真剣勝負。不合格通知で落ち込むのは当然のことですが、第一志望校での受験に影響がある、勉強が手につかないほどにダメージになってしまうようでは本末転倒です。自分の性格・特性を考えたうえで、併願するのか、併願校のレベルはどれくらいにするのか、検討してください。
専願・併願は自分の性格も踏まえて考えよう
以上を踏まえて、専願・併願別におすすめの人をまとめました。
▶専願がおすすめ!
・「ここの大学以外考えられない!」という大学がある人
・「同時に複数の大学の対策をするのが苦手」という人
・「併願校が不合格だったときとんでもなく落ち込みそう」という人
・「ここの大学以外考えられない!」という大学がある人
・「同時に複数の大学の対策をするのが苦手」という人
・「併願校が不合格だったときとんでもなく落ち込みそう」という人
▶併願がおすすめ!
・「どの大学も素敵!まだまだ悩むかもしれない」という人
・「本番に弱い……第一志望校受験に向けて場数を踏みたい」という人
・「どの大学も素敵!まだまだ悩むかもしれない」という人
・「本番に弱い……第一志望校受験に向けて場数を踏みたい」という人
自分の将来を決める大学受験は、誰にとっても大きな緊張を伴うもの。制度の違いを押さえたうえで、自分の性格や進路希望にあった戦略を立ててみてくださいね。
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