今回は、文系受験生に向けて「社会の選択科目」の選び方を解説していきます。選び方のコツを掴んで、自分にあった後悔のない科目選択を目指しましょう!
目次
- ○ 文系の大学受験・社会科の科目選択のコツ3つ
- ・①大学で学ぶ内容に重なる科目を選ぶ
- ・②志望校に合わせて選ぶ
- ・学習が進めやすい組み合わせで決める
- ○ 社会科の科目選択で悩んだら……相談してください!
文系の大学受験・社会科の科目選択のコツ3つ
①大学で学ぶ内容に重なる科目を選ぶ
大学入学後に専門的に学びたい内容に合わせて科目を選んでみてください。
(例)
・法学部に進みたいから「政治経済」
・文学部を受験するから「日本史」
「受験を突破するために勉強する」のではなく、今学んでいることは大学入学後や将来にも役立つ!と思うと、モチベーションも高まりますね。
②志望校に合わせて選ぶ
国公立大学志望か、私立大学志望かでも科目選択の仕方は変わります。
◎国公立大学
学部によって受験科目に制限がある場合があるので要注意です。
・公民では受験できない学部がある
・「倫理、政治・経済」でしか受験できない学部がある
・大学入学共通テストで地歴・公民から2科目を選ばせるところが多い
◎私立大学受験
地理受験が不可の大学が多い。
日本史or世界史選択にしておくと、受験できる大学の幅が増えておすすめ。
学習が進めやすい組み合わせで決める
科目同士で学習範囲が重なるものを選ぶと、学習の効率が一気にあがるのでおすすめ。例えば以下のような組み合わせです。
①世界史・倫理
世界史の文化史のなかには、倫理で習う宗教や思想、書名などが含まれます。宗教・思想の流れを学んでおくことで、世界史の流れを理解しやすくもなるのでおすすめです。
②日本史・政治経済or現代社会
日本史の近現代史で学ぶ内容が、政治経済や現代社会で習う範囲と重なります。手薄になりがちな近現代史を、公民分野の学習で補強できるのは大きなポイントです。
③地理×政治・経済or現代社会
地理では、各国の産業・経済の流れを学ぶことになるので、その内容が政治経済や現代社会の学習内容と重複します。
社会科の科目選択で悩んだら……相談してください!
科目選択は、これから学ぶ内容や受験科目を左右する大きな決断。勉強を進めてから「やっぱり向いていないかも」と後悔するのは避けたいですよね。「これでいいのかな?」と悩んだら、いつでも横浜予備校の先生たちに相談しにきてください。大学受験対策のプロが、志望校合格を叶えるための教科選択、勉強法を一緒に考えます!