「文章を書くのが苦手で、対策が進まない」
そんなふうに悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
一見難しそうな小論文ですが、書き方のコツさえ押さえれば「得点しやすい小論文」を作ることができるんです。この記事では、大学入試の小論文勉強法をご紹介します。
目次
ポイント1:構成を知ろう
小論文は「序論・本論・結論」の構成で書き上げるのが基本です。
①序論
小論文のテーマに対しての自分の立場を書きます。テーマが明記されていない場合には、自分で設定して提示します。
②本論
序論で示した自分の立場に対しての意見、理由、根拠を説明します。自分の感想を書くわけではないので注意。
・数値が示されている場合は読み取ったデータを使う
・具体例を出す
・客観的な事実を入れる
「序論」で書いた「自分の意見」の裏付けを、本論部分で作っていきましょう。
③結論
全体のまとめになる文章を書きます。序論で示した自分の立場を再度書くのも有効です。
ポイント2:小論文で求められていることを読み取ろう
出題の趣旨を読み取り、「問われていることに対する答えを書く」というのが大切です。
例えば、「レジ袋の有料化について、賛成ですか?反対ですか?」という問いであれば、まず「賛成か反対か」立場を決めます(序論)。その上で、その理由、根拠を示しましょう(本論)。
ポイント3:原稿用紙のルールを確認しておこう
小論文の試験では、原稿用紙のルールで「減点されないこと」が重要です。
内容がしっかり書けていても、記述のルールが間違っていたら点数を引かれてしまいます。
・段落のはじめは1マス空ける
・促音、拗音、句読点、かっこなどは1マス使う
・文章はすべて「だ」「である」で統一する
自分1人で書いていても、間違いに気づけないこともあります。
原稿用紙に書いて練習したら、他の人や先生にチェックしてもらう機会を作りましょう。
小論文対策は練習あるのみ!
小論文を書くポイントがわかったら、ぜひ実際に書いてみましょう。そして、書いた文章を先生に添削してもらうことが、実力アップの近道です。横浜予備校では小論文対策もできるので、ぜひ相談に来てくださいね。