難関受験を突破するためには、数多くある医学部予備校のなかから、自身に合った医学部予備校を選ぶことが極めて重要です。
単に合格数の多さや費用の安さだけで選んでしまうと、効率よく学力を伸ばせず、受験の失敗にもつながりかねません。
本記事では、おすすめの医学部予備校と選び方、医学部予備校の費用相場などを解説します。
目次
- ○ おすすめの医学部予備校
- ・横浜予備校
- ・メディカルラボ
- ・メディックTOMAS
- ・富士学院
- ○ 医学部予備校を選ぶときのポイント
- ・カリキュラム
- ・合格実績の高さ
- ・講師の質
- ・指導形態
- ・受講形態
- ・通いやすさ
- ○ 医学部予備校の費用相場
- ・医学部予備校の費用を抑える方法
- ・科目数を調整する
- ・受講コマ数を調節する
- ・複数の予備校の費用を比較する
- ○ 医学部受験におすすめの医学部予備校
おすすめの医学部予備校
医学部受験に特化した医学部予備校には、さまざまな選択肢があります。
予備校ごとに特徴が異なり、自身にあった予備校選びは重要です。
自身のニーズと医学部予備校の特徴がマッチしていないと、効率のよい学力向上につながらない可能性もあります。
ここではおすすめの医学部予備校4校と、それぞれの特徴を解説します。
横浜予備校
横浜予備校は、医学部や難関大学への入試に特化したカリキュラムを持つ医学部予備校です。
教室を横浜駅ではなく桜木町に駅に構え、規模がコンパクトなため、授業料を大きく抑えられるのが特徴となります。入会金や教材費が無料で、推薦対策にも追加の費用はかかりません。
費用面を抑えながらも、徹底した学力分析と個別カリキュラムにより、医学部や難関大学への合格者を輩出しています。
生徒が講師に教えるプレゼン授業や個別演習授業などユニークな学習方法を導入し、4ヵ月で偏差値を25ポイント上げた実例や、E判定からの逆転合格も少なくありません。
プロ講師の個別授業を受けたくても、経済的に難しいと思っている方に適した医学部予備校です。
以下に4ヶ月の出成績向上例(英語)をご紹介します。
横浜予備校でトッププロ講師の完全個別指導で受講した場合、週1回の授業で32250円~(月額)となります。
この内容には先生に学習した内容を教えるプレゼン授業や先生と授業を一緒に復習する個別演習授業も含まれています。苦手な科目ほど個別授業を取らないといけないので、ご家庭に極力費用負担をかけない費用設定になっています。
トータルでかかる学費はこれからご紹介する医学部予備校のおよそ半分程度以下となります。
メディカルラボ
メディカルラボは、河合塾グループが運営する医学部予備校です。
医学部受験に特化しており、1対1の個別指導が特徴です。全国に26校を展開しており、地方在住の学生でも通いやすく、学生寮も完備しています。
2024年度には、医学部医学科への合格者1,226名輩出しています。費用は年間5,000,000~6,000,000円(税込)となりますが、個別指導で入寮を希望する方には適した医学部予備校です。
高3生で個別指導を受講した場合、週1回(150分)で年間870,000円がかかります。これに講習費は別途必要になります。
メディックTOMAS
メディックTOMASは、リソー教育グループが運営する医学部予備校です。
TOMASは個別指導の進学塾として全国に103校を展開しており、医学部予備校のメディックTOMASは市ヶ谷・渋谷・横浜・大宮の4校があります。
1対1の個別指導が特徴で、授業を行うプロ講師のほかにも、現役医大生がティーチングアシスタントとして所属しています。
より年齢が近い先輩である医学生に相談に乗ってもらい、医学部に進学するイメージが湧きやすいのもメリットです。費用は年間2,500,000~3,000,000円(税込)です。
個別指導の金額は高3生・既卒生で月額99,000円[週1回](税込み)となります。
富士学院
富士学院は、医学部受験に特化した予備校で、全国に直営の10校を展開しています。
フランチャイズ展開ではなく、直営の教室が10校ある医学部予備校は少なく、どの教室でも質の変わらない指導が特徴です。
全教室に男女別の学生寮が完備され、横浜校と広島校以外には学生専用食堂も設けられています。1対1の個別指導だけでなく、グループ制授業のコースもあり、コースによって費用は大きく異なります。充実した設備で、マンツーマン以外の少人数授業も受けたい方に適した医学部予備校です。
医学部予備校を選ぶときのポイント
医学部予備校には、一般の予備校とは違うさまざまな特徴があります。
極めて難易度の高い試験を突破するためには、単に努力するだけではなく、戦略を立てて効率よく学習していかなければいけません。
自身に合った医学部予備校を選ぶためにも、以下のようなポイントを考慮しましょう。
・カリキュラム
・合格実績の高さ
・講師の質
・指導形態
・受講形態
・通いやすさ
それぞれの内容を解説します。
カリキュラム
医学部予備校では、各校が独自の分析から医学部受験に合格するためのカリキュラムを作成しています。
自身の志望校に合ったカリキュラムがあるか、小論文や面接対策などのカリキュラムがあるかは必ずチェックしましょう。
合格は各教科の総合点で決まるため、自身の苦手科目を改善できるカリキュラムがあるかも重要です。
合格実績の高さ
医学部予備校では、毎年の合格者数を発表しています。
自身の志望校に合格者を毎年輩出している医学部予備校を選びましょう。
医学部予備校に入るための選抜試験や特待制度を行っている医学部予備校もあるため、選抜生や特待生抜きでの合格者が重要です。
講師の質
講師の質の高さは、医学部予備校選びで極めて重要なポイントです。
講師の質の高さを測る目安となるのは、合格数や成績向上の実例です。
選抜生や特待生抜きで医学部医学科への合格率が50%を超えていれば、質の高い指導をしているといえるでしょう。
偏差値を10ポイント以上上げたり、E判定からの逆転合格の例なども、講師の質の高さを示す事例となります。
指導形態
医学部予備校の指導形態は、1対1の個別指導と、1クラス10名前後の集団指導に分かれています。
より細やかな指導を受けられるのは個別指導ですが、費用は高額になります。
集団指導ではクラスメイトとの交流があり、切磋琢磨できるのがメリットです。
どちらが向いているかは生徒によるため、両方を体験して自身に合った指導形態の医学部予備校を選びましょう。
受講形態
近年では、オンライン授業を行っている医学部予備校もあります。
オンラインでも1対1であれば、質問のしやすさは対面と相違ありません。
通学の時間や手間がかからず、自宅で授業を受けられるのは大きなメリットです。
対面授業では、画面越しでは伝わらない細かなニュアンスや身振り手振りも伝わりやすく、授業に集中できるという生徒も少なくありません。
対面かオンラインか、両方を体験してから自身に合った方を選ぶのがおすすめです。
横浜予備校でも全国から医学部予備校の講師の授業をオンラインで受講することができます。
通いやすさ
対面授業を選ぶ場合、医学部予備校への通いやすさは重要なポイントです。
通学時間が長くなると、その分だけ集中して勉強できる時間は減ってしまいます。
遠方であれば寮に入ることもできますが、費用面での負担は大きくなります。時間面や経済面を考慮して、通いやすい医学部予備校を選びましょう。
横浜予備校はJR桜木町駅より徒歩1分で、抜群のアクセスを誇る医学部に医学部に強い予備校です。横浜周辺で医学部予備校をお探しなら、ぜひ一度無料受験相談にお越しください。
医学部予備校の費用相場
医学部予備校にかかる費用は、授業のコマ数や指導形態によって大きく異なります。
医学部受験は極めて難易度が高く、指導できる講師が希少なため、人件費が多くかかります。出題傾向の分析や対策立案にもコストがかかっているため、一般的な進学予備校よりは費用相場も高額です。
一般的には、医学部予備校にかかる年間費用の相場は3,000,000~6,000,000円(税込)です。
個別指導の方が集団指導よりも費用は高くなり、受講するコマ数が多くなる程費用も増加します。学生寮に入る場合は住居費がかかり、推薦対策などで別途追加費用がかかる場合もあります。
医学部予備校の費用を見る際には、教材費や施設利用費が含まれているかも確認しましょう。授業料だけではなく、すべて合計でいくらかかるのかを比較するのが重要です。
医学部予備校の費用を抑える方法
現実問題として、費用面がクリアできなければ医学部予備校には入れません。
医学部予備校を調べる際には、費用を抑える工夫も重要になります。少しでも無駄な費用負担を抑えられれば、推薦対策や追加講座など、より学力向上に役立つことにお金を使えるでしょう。
医学部予備校の費用を抑える方法は、主に以下の3つがあります。
・科目数を調整する
・受講コマ数を調節する
・複数の予備校の費用を比較する
それぞれの内容を解説します。
科目数を調整する
医学部予備校では受験に必要な科目すべてを受けられますが、全科目を受講する必要はありません。
受験は総合点で決まるため、自身の苦手科目のみに絞って受講すれば、その分だけ費用を抑えられます。
得意科目をさらに伸ばすのも総合点を伸ばすには有効ですが、より伸び代の大きい苦手科目を改善する方が効率的でしょう。
費用的に何科目までなら受講できるのか、どの科目を受講するべきかは、無料カウンセリングで相談できることがほとんどです。
受講コマ数を調節する
医学部予備校の費用は、受講コマ数に応じて大きく変動します。
一般的には1科目あたり週1~3コマの授業があり、必要に応じてコマ数を調整しましょう。
苦手科目を多めに受講し、自習だけで伸ばせそうな科目はコマ数を減らす調整を行います。
医学部予備校では集中できる環境の自習室が完備されているため、週1コマの授業でも自習を組み合わせれば十分に学力を伸ばすことは可能です。
複数の予備校の費用を比較する
医学部予備校を選ぶ際には、候補となる複数の予備校を比較して、費用面や設備面などを慎重に検討しましょう。
可能であれば各校の無料相談に行き、教室の雰囲気などを直接確認してください。医学部予備校の費用は科目数やコマ数で大きく変動するため、取り寄せた資料だけでは実際の費用はわからない場合もあります。
無料相談で実際の費用をシミュレーションしてもらい、各校の総合費用を比較するのが重要です。横浜予備校では入学金や教材費も無料で、夏期講習や推薦対策も授業料に含まれています。
費用の安さは横浜予備校の強みの一つであるため、ぜひ無料相談で詳細な費用シミュレーション結果を他校と比較してください。
医学部受験におすすめの医学部予備校
おすすめの医学部予備校とその選び方、費用の相場などを解説してきました。
医学部受験は極めて難易度が高く、自身の努力だけで合格するのは簡単ではありません。
医学部受験に特化した医学部予備校に入っている受験生と入っていない受験生では、合格に必要な学習ノウハウや情報量に大きな差が付いてしまいます。
医学部予備校も単に合格数が多ければよいのではなく、自身の志望校にマッチしているか、自身の苦手分野を効率的に伸ばせるかで選ぶのが重要です。
また、合格実績は選抜生や特待生を除いた数字なのかもとても重要です。
医学部予備校は一般的には予備校に比べて費用負担も大きくなりますが、科目数やコマ数の調整で費用は抑えられます。
なるべく無駄な費用を抑えて効率的な学習をするためにも、医学部予備校選びは重要なポイントです。
横浜予備校は医学部予備校で高い評価を受ける講師陣の授業を月額32250円~受講することが出来ます。
また、プロ講師の他、横浜市立大学医学部の学生を中心とした医学部生のアシスタントスタッフも多数在籍していますので勉強の質問や大学の情報を気軽に質問することができます。
横浜予備校はJR桜木町駅前で通いやすく、通学時間や交通費を抑えられるだけでなく、授業料が安いことも大きな強みです。
まずは体験授業や無料相談に参加して、実際のサポート内容や雰囲気を確認してみてはいかがでしょうか。
費用負担を抑えながらも医学部合格のために成績向上を目指したい方は、ぜひ横浜予備校をご検討ください。