浪人生となりこれから予備校に通いたいと考えている方の中には、予備校費用が気になっている方もいるでしょう。
予備校費用をできるだけ抑えたいと考えるのが多くの方の本音ではないでしょうか。予備校の費用は場所によって差があるため、平均額を知ることで選びやすくなります。
この記事では、浪人したときにかかる予備校費用について解説し、費用の平均値と費用を抑える工夫について解説します。
予備校費用や事前に確認しておきたいことを把握し、予備校に通うための準備の手助けになれば幸いです。
目次
浪人生が予備校に通う理由
学習であれば自宅などでの独学でも可能なのに、なぜわざわざ予備校に通うのでしょうか。
実は予備校に通う理由は、学習するための環境づくりにあります。
浪人生になると、大学への入学試験を受けるまで一年間学習をしていくことになります。
大学の受験科目を学習していると、どうしても苦手な科目が出てきたり、モチベーションが低下したりするものです。
苦手科目の克服やモチベーション維持は、一人では難しい場合があります。
しかし予備校に通い講師や同じ浪人生の方々とともに学習をしていくと、苦手科目を克服するためのアドバイスをもらえたり、ともに励ましあったりしてモチベーションを保つことができます。
さらには予備校では進捗に応じた課題が与えられるため、効率よく学習を進められるでしょう。
プロ講師は教える技術が高いため、しっかりとした指導を受けられることが期待できます。
全ての学習を独学で行うよりも予備校に通うことで、限られた期間のなかで合格へのステップを踏んでいくことができるでしょう。
予備校でかかる費用
予備校に通うとなると、さまざまな費用が必要になってきます。必要な費用の項目は、以下のとおりです。
・入学金
・授業料・教材費
・特別講習費
・模試費用
・その他にかかる経費
必要な費用を知ることで、事前に準備するべき費用を計算することができるでしょう。
予備校によって費用にも違いがありますが、ほとんどの予備校は公式サイトから予備校ごとの各費用を確認することができます。
複数の予備校の費用を比較しながら選ぶことも大切です。それぞれの費用について解説します。
入学金
まず必要なのは予備校に入学するための入学金です。
入学金は現役生と浪人生で相場が異なります。現役生であれば30,000円程であるのに対し、浪人生であれば100,000円まで必要となるケースもあるようです。
浪人生である場合には現役生よりも入学金が高額になりやすい点は注意が必要です。
横浜予備校では、入学金を無料としております。無料カウンセリングも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
授業料・教材費
授業料は年間通して800,000円から1,500,000円程必要になります。教材費は授業料の中に含まれているのがほとんどです。
授業料は予備校で受ける授業の難易度と数と形態によって変わってきます。授業料は授業数の多いコースほど高額になります。
また、各予備校はコースの授業の補助として別途個別指導の授業を提供していることが多いです。
この場合、個別指導の授業を追加するごとに費用がどんどん増えていきます。個別授業は費用が高額になりやすいので、予算と相談しながら学習の内容や進め方を決めていくのが大切です。
横浜予備校の浪人生コースは科目別、能力別に1クラス平均2名に分けて授業を行うので授業に付いていけない、別途個別指導を追加しなければならないといったことが起こらないので安心です。
特別講習費
特別講習とは、普段の講習とは別に夏休みや冬休みなどの期間に受けることができる講習です。
通常の授業とは別で特別講習を受けることができるので、さらにしっかりと集中して学習に取り組むことができます。
特別講習費は予備校によって違いがあり、1講座で20,000円程かかる場合もあります。
通常の講習とは別途費用が必要になりますが、特別講習を受けることで更なるレベルアップを狙うことができるでしょう。
横浜予備校の浪人生コースには特別講習の費用も含まれていますので追加の費用が発生することはございません。
模試費用
予備校では模試を受けることができます。
模試の費用は一回で4,000円から8,000円程が相場ですが、予備校によっては無料のところもあります。
模試は年に数回受けることで現在の実力を測ることができるので、費用は必要ですが積極的に受けた方がよいでしょう。
その他にかかる経費
予備校によっては冷暖房の費用が必要になったり、個別指導を希望した場合に別途オプション料金が発生したりするところもあります。
その他にも交通費や時間帯によっては飲食代も必要になることもあるので、住んでいる場所や生活環境によっては予想外の費用が発生することもあるでしょう。
予備校での教材とは別に参考書や文房具が必要になる場合はさらに費用が増えていきます。予備校に通う際は、交通費や飲食代に加え、雑費も事前に計算しておくことが大切です。
塾ごとの費用相場
ここからは塾ごとの費用の相場について解説します。
費用の相場を知ることで、その予備校の費用が相場と比べてどのくらい差があるのかがわかります。
さらには、どのような形態で授業を受けることにするか決めるための判断材料にもなるでしょう。
準備できる予算とも相談しながら、自分にあった予備校を選ぶことも必要です。
集団授業の費用相場
集団授業の場合は、希望するコースによって相場が変わってきます。年間の費用相場は以下のとおりです。
・私立大学 800,000円から900,000円
・国公立大学 900,000円から1,000,000円
・国公立医学部 1,000,000円から1,200,000円
私立か国公立かで変わってきて、さらには国公立の医学部を志望する場合はさらに費用が増えやすいです。
必要となる費用が異なるため、予備校入学前に志望する大学を決めておくことで準備するべき費用が計算しやすくなるでしょう。
個別指導やオンライン指導と比較すると費用は高めですが、志望校別のカリキュラムが用意されており、同じ目標を持つ仲間との競争意識を持つことができます。
ただし、個別の質問対応に対しては制限されることも少なくなく、別途費用がかかることもあります。
個別指導の費用相場
個別指導の場合は、受講する授業数によって変わってきます。一般的な大学生が講師の個別指導塾(先生1:生徒2)の場合、1コマ受講すると月額33,000円程度の費用が掛かります。
私立文系の場合、週に英語3コマ、国語3コマ、社会1コマを受講すると、月額231,000円もの費用がかかることになります。
一方で、受講するコマ数が費用のために制限されてしまうと学力をつける事が出来ずに1年が終わってしまう可能性があります。
個別指導は個別の課題に対応したオーダーメイドのカリキュラムを組むことができ、特定の科目や弱点を集中的に補強するのに適しています。
そのため、短期間での成果を期待できるのが特徴です。
オンライン授業(映像授業)の費用相場
オンライン授業の場合は、月額で10,000円程が相場です。
集団指導や個別指導に比べて費用が安く、映像を繰り返し視聴できるため、自分のペースで学習できます。場所や時間も選ばないので、利用しやすいのが特徴です。
しかし予備校によっては講師に相談したり後から個別での指導を受けたりすることができないため、学習のペースは自分次第になるでしょう。
オンラインの映像授業講座は授業というよりも動く参考書という位置づけで活用していくのがよいです。
予備校の費用を抑えるには
大学合格に向けて予備校でしっかりと学習するためには、年間での相場を計算すると1,000,000円から1,500,000円が必要となります。
しかしできればできる限り費用を抑えたいというのが本音でしょう。
費用は抑えつつ、学習の質は落とさないようにするのが大切です。
ここからは、予備校の費用を抑えるためのコツについて解説します。
複数の予備校の費用を比較検討する
予備校を選ぶ際には、複数の予備校を見比べて比較検討することが大切です。
予備校によって入学金や授業料などにも差があったり、場所によってかかる交通費も変わってきたりします。
一箇所だけを見て費用の計算をするよりも、複数を見比べながら計算することで選択の際の参考になるでしょう。
授業を受ける科目を減らす
個別授業の場合は、授業を受ける科目の数に応じて費用が増えていきます。
しかしすべての授業を受けるのではなく、自分が苦手な科目のみに絞ったり伸ばしたい科目を受けるようにしたりすることで、費用を抑えることができます。
受講する授業数を費用のために減らしすぎてしまうと全く学力がつかないまま終わってしまうという危険性もあるので注意しましょう。
予備校の利用は、計画的にする方がよいです。自分だけの学習で十分な科目と、講師の指導を必要とする科目とを分け、今の自分に必要な授業だけにすることで必要な費用だけにすることができるでしょう。
横浜予備校では教材費、入会金、施設管理費、そして推薦対策の費用が全て無料です。
無料カウンセリングも行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
オンライン授業を利用する
オンライン授業は、集団授業や個別授業と比較すると費用が控え目です。自宅で授業を受けることができるため、交通費や食費などの費用も必要ありません。
講師から直接、指導を受けられないことはありますが、直接の指導を必要としないのであればオンライン授業でも十分なこともあります。
オンライン授業でも十分な科目があれば、選択肢の中に入れておくのもよいでしょう。
奨学金や特待制度を利用する
どうしても費用が準備しきれない場合には、奨学金制度や特待制度を利用するのも費用を抑えるための方法の一つです。
学業成績が優秀であれば特待制度を利用して費用を抑えることができます。
もし特待制度の適用対象であれば、積極的に利用するのも選択肢として検討してみるのもよいでしょう。
予備校ごとのキャンペーンを利用する
予備校によっては、キャンペーンを実施していることもあります。
キャンペーンの内容は予備校によって異なるため、費用を抑えられる場合は積極的に利用するのがおすすめです。
キャンペーン告知はほとんどの場合が公式サイトでも告知されていることがあるので、選択肢の中に入れている予備校の公式サイトはこまめに確認してみるのがよいでしょう。
授業の質を落とさず予備校に通いたいなら
予備校の授業はコースや科目や形態によってさまざまあり、費用もそれぞれ違ってきます。
自分の苦手科目や課題に応じて講師の指導を受けることで、大学合格に向けてモチベーションを保ちながら効率よく学習を進めることができます。
しかし費用を気にして授業内容を決めてしまうと、授業の質が落ちてしまい学習が思っているよりも進まず合格が遠のくこともあるでしょう。
自分が必要とする授業や指導をしっかりと受けるためにも、予備校によって違う費用や授業内容を比較検討して自分にとってぴったりな選択をすることが大切です。
私たちの予備校では大手予備校で高い評価を受ける講師陣が能力別・科目別にクラス分けされた1クラス平均2名の授業を担当します。極端に苦手な科目がある場合は自動的にマンツーマンの指導になります。
授業に加えて、自学自習管理や苦手科目専用の個別指導、生徒が先生に授業をするプレゼン授業などのアウトプット環境を充実させることで学力の向上を図っていきます。
横浜予備校では無料の受験相談を行っており、無料体験をしていただくこともできます。
まずはどのような環境で、どのような講義を受けることができるのか知ることで、安心して予備校に通えるようになります。
相談者さんのお悩みについて一つ一つ丁寧にお応えしているので、まずはお気軽にご相談ください。