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大学受験の過去問はいつから解き始めるのがよい?過去問の活用方法や注意点も解説

大学受験の過去問はいつから解き始めるのがよい?過去問の活用方法や注意点も解説

大学受験に向けて受験勉強を進めるなかで、過去問をいつから解き始めればよいかわからない受験生の方もいるかと思います。

また、過去問を購入してもどう活用すればよいかわからず、とりあえず問題を解いているだけの方もいます。

過去問は、大学受験合格を目指すためのとても重要な受験対策ツールです。一方で、使い方を誤ると不安のもとになるなど、十分に活用することができません。

この記事では、過去問の重要性と併せて、活用方法や解くときの注意点も解説します。

過去問を活用することが大切な理由

勉強中の女性

大学受験を控えている受験生が過去問を活用することは、合格に向けてとても大切なことです。過去問を活用することが大切な理由は、大きくわけて4つあります。

・出題傾向や形式を把握できる
・問題のレベルを知ることができる
・自身の苦手を知ることができる
・受験本番までの学習計画を立てるのに役立つ

1つずつ詳しく解説するので、過去問がただの問題集ではないことを理解しましょう。

出題傾向や形式を把握できる

過去問には、過去に出題された問題が掲載されています。過去問をみることで、出題傾向を知り、対策を立てられるでしょう。

また出題形式もわかるので、マーク式や記述式、または両方なのか把握する基準にもなります。

出題傾向や出題形式を知ることで効率的に勉強でき、受験当日に問題を解く順番や時間配分の確認が可能です。

問題のレベルを知ることができる

問題のレベルを知ることで、自分の現在の力で解答にどれくらい時間が必要か予測できます。

また時間を計りながら問題を解けば、本番のときにどの部分から解いていけば効率よく回答できるか、シミュレーションすることも可能です。

過去問は、ただ問題のレベルを知るだけでなく、本番の時間配分決めの役にもたってくれます。

自身の苦手を知ることができる

過去問を解いていくうちに、自分の苦手な部分を知ることができるようになります。

苦手な問題をしっかり把握して、どこに重点をおいて学習を進めるか、学習計画の参考にしましょう。

また本番のときに苦手分野を後回しにして得意分野から解答を進めるなど、時間配分を調整して効率よく得点につなげる方法も身につけられるでしょう。

受験本番までの学習計画を立てるのに役立つ

問題のレベルや自分の苦手分野を知ることで、今後の学習計画が立てやすくなります。

自分の現在の学習状況を把握して、苦手分野を克服するために使う時間と、得意分野を伸ばすために使う時間の効率的な時間配分を組み立ててみてください。

横浜予備校では、受験生のレベルに合わせた個別の学習計画をご提案しています。ご相談は無料ですので、お気軽にご予約をしてください。

当予備校の方針やサポート体制を、詳しくご案内いたします。

過去問に取り組むのはいつからがよい?

ペンと本

過去問に取り組み始める時期は、決まった基準はありません。ただし、ただ闇雲に手をつけても上手に活用することはできません。

早すぎても学習したことを忘れてしまう可能性があります。遅いと受験日に間に合わない可能性もあるでしょう。

現在の学習状況や志望する大学によって、過去問を活かせるスタート時期には目安があります

第一志望校の過去問に取り組み始める時期を例に、わかりやすく解説します。

始める時期

過去問を始める時期の目安は、以下のように目標とする大学によって異なります。

・国公立大学の受験
・私立大学の受験

どちらを受験する場合でも、まず夏休みの間に1年分を解いておきましょう。

受験生の多くは、夏休みから本格的な受験勉強を始めます。この段階で自分の学力が志望している大学に対してどれくらい不足しているのか、把握しておくことが重要です。

結果によって、不足している学力を伸ばすのか、志望校を変更するかなどの判断基準にできます。

国公立大学を目指す場合は、まずは基礎学力をあげて徐々に解く問題数を増やしていき、10月頃には本格的に過去問に取り組みましょう。

特に大学入学共通テストの過去問は、しっかりと時間を計って本番と同じ状態で取り組むことがおすすめです。

大学入試共通テストにある程度目処がついたら、早めに二次試験の対策にも取り組みましょう。

志望校が私立大学の場合は、早い段階で始めましょう。

基礎学力が身についてからではなく、基礎学力を固めつつ、並行して過去問に取り組むことをおすすめします。

本番までに自分の受験する大学の癖を把握し、よく出る分野やひっかけ選択肢の作られ方を研究して試験に慣れることがポイントです。

何年前までの過去問を準備するべきか

どこまで遡って過去問を用意するかは、志望校の優先順位によって異なります。

もちろん、たくさんの過去問を解くことはよいことです。しかし、受験するすべての大学の過去問を大量に解くのはとても非効率なやり方です。

志望する大学によって用意する過去問の量を調整して、効率的に取り組むようにしましょう。

用意する過去問の目安は、第一志望の大学は10年分は用意しましょう。もちろん、それ以上でも問題ありません。

第二志望や第三志望の大学については、5年分を目安にしましょう。ほかの併願校は、もっと少なくても構いません。3年分程度用意しておけば大丈夫です。

第一志望合格のためには、10年分以上の過去問を解く受験生もいます。

第二志望や第三志望とは完全に差別化し、第一志望の学校は多めに解けるように過去問を解くスケジュールを立てましょう。

横浜予備校では、生徒一人ひとりの学力を詳細に分析し、志望校に特化した学習カリキュラムを作成しています。

これにより、効率的かつ効果的に過去問に取り組む環境を提供可能です。

過去問活用のコツや学習計画についてお悩みの方は、ぜひ無料相談をご活用ください。

当予備校の方針や個別カリキュラムについて、詳しくご案内いたします。

過去問の効果的な活用方法

勉強

過去問は、ただ解けばよいわけではありません。間違った使い方をすると、自分の力にならず時間の無駄になってしまいます。

過去問は、実際に過去に出題された問題が載っています。過去問に着手するときは、本番の予行演習をする気持ちで取り組むことが有効に活用するコツです。

本番と同じ時間割で解く

過去問に出題されている問題は、実際に受験本番と同じ時間内で解くことで、シミュレーションができます。

時間を測らずにただ解いていくだけでは、本番のときに時間が足りず、解けるはずの問題を無駄にしてしまうことにもなりかねません。

時間に制限を設けることで、時間内にどこまで得点が取れるかどうかの判断もできます。過去問は、本試験の時間と同じ時間で取り組むようにしましょう。

本番より時間設定を短くして解答する

本試験と同じ時間内に問題を解くことができるようになったら、少しずつ設定時間を短くしていきましょう。

本試験よりも短い時間内に解ける問題数が増やせるようになり、本番でも時間に余裕を作ることができます。

最初は5分からでも構いません。徐々に時間を減らし、1つの問題の解答にかける時間が短くできるように訓練をしましょう。

間違えた問題を正しく勉強しなおす

過去問の活用は、問題を解いて終わりでは意味がありません。答え合わせをした際に、どこが間違えているのかをしっかり確認してください。

毎回答え合わせと復習を徹底することで、自分の苦手な問題の傾向が浮かびあがります。苦手な問題は何度も繰り返し復習をして、得点源を増やせるようにしましょう。

反復練習を行う

過去問は、何度も反復して取り組むようにしてください。1度目はたまたま解けただけの問題もあるでしょう。いつも間違えてしまう問題もあると思います。

繰り返し問題に取り組むことで、問題に対する解法をしっかりと身につけることができます。

間違えやすい問題に対する復習はもちろん、答えが合っている問題も、繰り返し解くことで解答の精度を上げるようにしましょう。

間違えやすい問題の復習をしっかりやりつつ、問題全体を何度も反復練習してください。

過去問を解くときの注意点

「Point!」の文字

志望校合格のために過去問を活用することは、とても効率的な勉強法です。

一方で、使い方を誤ると過去問のメリットをしっかり活かすことはできません。

過去問での学習効果をしっかりと引き出すためには、注意すべき点がいくつかあります。

復習をすぐに行う

問題を解き終えたらすぐに答え合わせをし、間違えた問題の復習を行いましょう。時間が経ってしまうと、間違えた問題の記憶が薄れてしまい、復習しても効果が減ってしまいます。

解答後すぐに復習をすれば、記憶が新しいうちに正しい知識を頭に入れることができます。

問題を解き終えたら、すぐに答え合わせをして復習するという勉強法を繰り返し、正しい解法をしっかりと身につけましょう。

自身の弱点を見つけるために行う

答え合わせをして間違っていても、それをネガティブに考える必要はありません。大事なのは、間違えた問題が自分の弱点だとしっかり受け止めて、克服することです。

自分の弱点を知り、本番までに克服することができれば、新たな得点源になります。この問題は苦手だからと諦めず、克服する努力をしましょう。

合格点を把握し、合格ラインまで解答できるよう目指す

志望校の合格ラインを知り、自分の学習レベルがどの程度の段階にあるのか把握しましょう。

志望校の合格ラインよりも下であれば、苦手な科目や問題を洗い出し、得点が上がるように対策します。

合格ラインに達している場合も楽観視はしてはいけません。気を緩めず、合格ラインよりも上の実力を維持できるようにしましょう。

時間を計り、時間配分も意識して解答する

過去問に取り組むときは、しっかり時間を計って解答しましょう。本番と同じ時間で解くことで、時間配分のコツをつかめるようになります。

時間内に解き切れない場合は、わからない問題に時間をかけすぎているなど、問題を解いていくポイントが理解できていない可能性があります。

できるだけ得点を増やすために、時間配分と解く問題の順番を工夫してみましょう。そのためにも、過去問に取り組むときは時間を計って取り組んでください。

過去問を解くベストなタイミングを見つけて効率的に勉強しよう

遠くを指差す女子学生

過去問を解くタイミングは志望校によって異なりますが、始めるべき目安として、早い段階で取り組むことが推奨されます。

多くの受験生は夏休みから本格的に受験勉強を始めることが一般的ですが、早い生徒では高校3年生に進級した直後から過去問に取り組み始めるでしょう。

基礎学力が十分ではないからといって、過去問を避ける必要はありません。むしろ、過去問を解くことで、出題傾向を把握するだけでなく、自分の弱点を早めに発見できるメリットがあります。

弱点を早期に知ることで、時間をかけて克服し、入試本番に向けた万全の準備を進められるでしょう。

横浜予備校では、生徒一人ひとりに適した学習カリキュラムを個別に作成し、過去問への取り組み方を含めた学習スケジュールをご提案しています。志望校や現在の学力に合わせた具体的な計画で、効率よく力を伸ばすことが可能です。

過去問の取り組み方や学習計画に悩んでいる方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご活用ください。受験のプロがあなたに最適な学習プランを提案いたします。

まずはお気軽に無料相談にお越しください。



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