
大学受験当日に忘れてはいけない持ち物として、受験票と筆記用具は必須です。 しかし、当日に焦ることなく万全の準備をするには、どうすればよいのでしょうか?
試験日より前に持ち物をしっかりと準備しておくことが大切です。 また、試験当日の朝にカバンの中身と服装を決めておけば、スムーズに出発できます。
受験当日の不安を少しでも軽減し、実力を発揮するために、 準備を万全に整えることが重要です。 ぜひ参考にしてください。
目次
大学受験当日の持ち物リスト

受験本番の持ち物を準備するうえで大切なのは、 持ち物のリスト化です。 忘れ物をして慌てることがないよう、大学ごとに必要な持ち物を事前に確認しましょう。
リストを活用しながら、試験前にしっかりと準備を整えておくことが重要です。
また、各大学の入試要項を確認し、持ち込み可能なものや禁止事項にも注意しましょう。
ここでは、受験に必要な持ち物リストをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
受験票
近年、受験票は郵送されない大学が増えており、出願のオンライン化が進んでいます。 そのため、受験生自身がインターネットのシステムやUCAROなどのプラットフォームを利用し、受験票を発行する必要があります。
受験生は、大学から指定された日時以降にログインし、受験票をダウンロードしてA4サイズの用紙に印刷します。 ただし、印刷方法や指定用紙の詳細は大学ごとに異なるため、必ず出願要項を確認しましょう。
・スマートフォンでの受験票の表示は不可
・大学ごとの入試要項を確認
・受験票の記載内容の確認
受験当日は、印刷した受験票以外は認められないため、事前にしっかりと印刷し、準備しておきましょう。
また、自分の受験スタイルを確認し、共通テスト利用入試を受ける場合は、大学入試センター発行の受験票が別途必要となるため注意が必要です。
受験票に記載されている情報は大学によって異なり、試験会場や集合場所の記載がない場合も多いため、事前に確認しましょう。 各大学の指示に従い、印刷した受験票をクリアファイルに入れて保管・持参することが重要です。
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身分証明書・生徒手帳
受験票を忘れたり紛失したりのトラブルが起きた際、身分証明書や生徒手帳が本人確認をするのに必要になるため、持っていきましょう。
筆記用具
使い慣れたシャーペンや鉛筆、消しゴムを持っていくようにしましょう。シャーペンの芯が折れたり、机から落としてしまうことも想定して、多めに筆箱に入れておくことが大切です。
筆箱のデザインも英字のロゴや文字が入っているものは避け、シンプルなものを使用するようにしましょう。
また、コンパクトな鉛筆削りや替え芯も一緒に持っていくことをおすすめします。大学の入試要項の確認をすることを心がけてください。
時計

試験会場に時計が設置されていなかったり、座る席によっては時計が遠くて見えづらいことがあります。
そのため、普段から 使い慣れている腕時計を忘れずに持っていきましょう。 いつもの習慣でスマートフォンで時間を確認することはできないため、注意が必要です。
また、アラーム機能付きの時計は事前にアラームをオフにしておくことが必須です。 さらに、多機能の腕時計は持ち込みが禁止されている場合があるため、各大学の入試要項を必ず確認しましょう。
時計も筆記用具と同様、事前の確認が大切です。
現金・交通系ICカード
試験会場までの交通手段としてよく使用される交通系ICカードですが、不測の事態を考えると事前に十分な金額をチャージしておく必要があります。
想定していたルートが事故で使えない場合は、余裕をもって進路変更が可能になり、試験会場まで行くことができます。また、現金も多めにもっておくとよいでしょう。
携帯電話・スマートフォン
試験中の使用はできませんが、スマートフォンは試験当日に必要なアイテムの一つです。
試験会場までのルート検索や、トラブルが発生した際の 連絡手段として使用できます。
また、途中でバッテリーが切れると、すぐに充電するのは難しいため、念のためモバイルバッテリーも持参することをおすすめします。
試験中にスマートフォンを使用すると、不正を疑われる可能性があるため、必ず電源を切っておきましょう。
ハンカチ・ティッシュ
ティッシュやハンカチは、さまざまな場面で役立ちます。 飲み物をこぼしたときや、急な鼻血・鼻水にも対応できるため、少し多めに洋服のポケットやカバンに入れておきましょう。
また、試験の緊張や普段と異なる環境によって、生理周期が変わる可能性もあります。 そのため、必要な方は生理用品も持参しておくことをおすすめします。
マスク
大学受験期は、感染症が流行しやすい時期でもあるため、感染予防や乾燥対策としてマスクは必須アイテムです。家を出てから人混みでは常にマスクを着用するようにしましょう。
また、万が一のために、予備のマスクを1枚多めに持っていくことをおすすめします。
お弁当・軽食・飲み物
複数の試験科目がある場合、お弁当が必要になることもあります。 現地で調達しようとすると、混雑していて購入できない可能性があるため、事前に用意しておくのがおすすめです。
また、食べ慣れた食品や、簡単に食べられる軽食も準備しておくと安心です。
お弁当が必要なくても、休み時間に飲み物やチョコレートなどを摂ることで気分転換になるため、持参するとよいでしょう。
大学受験当日にあると便利なもの

大学受験当日に持っていくものは、リスト化し、前夜までに揃えておくことが大切です。 また、普段の勉強環境に近い状況を作ることで、当日リラックスして試験に臨むことができます。
今まで積み重ねてきた受験勉強の成果を最大限に発揮するために、ベストなコンディションで試験に挑めるよう準備を整えましょう。 さらに、より快適に試験に臨める持ち物も併せてご紹介します。
参考書・問題集・ノートなど
家を早めに出た際の最終チェックや、休み時間のちょっとした確認に役立つのが、前日まで使用していた使い慣れた参考書・問題集・ノートです。
試験直前だからこそ、確認しておきたい単元やページが出てくることもあるでしょう。 また、自分のノートや、自分で書き込んだ文字を見るだけでも、気持ちを落ち着かせる効果があります。
ただし、いつも使っているすべての教材を持っていくと荷物がかさばってしまうため、事前に持ち運ぶものを厳選しておきましょう。
横浜予備校では、受験生一人ひとりに合わせたオリジナルの参考書やテキストを提供し、個別に最適化された学習プランで大学受験に臨める環境を整えています。
オリジナル教材は、過去の入試データを基に作られた、多くの受講生から信頼されている学習教材です。試験当日も、これまで使い込んできた教材を活用することで、安心感を持って受験に挑むことができます。
「受験直前に何を見直せばいいのか分からない」「試験当日に頼れる教材を準備したい」という方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご活用ください。
プロの講師があなたに適切な学習法や教材の選び方をアドバイスし、志望校合格をサポートします。
防寒対策用品・雨具
大学側もできる限りの配慮を行いますが、座る場所や試験会場によって環境はさまざまです。 試験中に寒かったり暑かったりすることもあるため、調整しやすい服装を心がけることが大切です。
また、防寒アイテムとして、カイロやカーディガンを持参する、少し多めに着込む、暑くなったら簡単に脱げる服装を選ぶなど、温度調整しやすい準備をしておきましょう。
さらに、受験校の入試要項を確認し、服装に関する注意点がないかチェックしておくことも重要です。 加えて、天気の急変に備え、折りたたみ傘やコンパクトなレインコートを持って行くことをおすすめします。
常備薬
持病がある受験生にとって、常備薬は必須の持ち物です。 試験会場では、過度なストレスによって偏頭痛が発症する可能性もあるため、あらかじめ準備しておきましょう。
また、受験期は花粉症のシーズンと重なることも多いため、目薬も一緒に持っていくと安心です。
さらに、服用する薬によっては眠気が伴う場合もあるため、心配な方は事前に医師に相談しておくことが大切です。
お守り
合格祈願のお守りや、家族からもらったお守りは、不思議と心を落ち着かせてくれるものです。 また、家族の写真や好きな芸能人の写真なども、意外に心強いアイテムになることがあります。
肌身離さず身につけるのもよし、ポケットに入れておくのもよし。 受験生それぞれにとって、「これだけは一緒に持っていきたい」と思うアイテムがあるはずです。
お守りやお気に入りアイテムがそばにあることで、心強く感じ、リラックスして試験に臨むことができるでしょう。
大学受験当日の服装は?

一般的には試験当日の服装は、特に決まっていません。普段から気慣れている洋服であればどのような服でも問題ありません。
受験シーズンは1月から3月にかけて、一年のなかでは寒い時期です。外は寒く試験会場は暖房がきいていることがほとんどのため、温度調整のしやすい服装を着用しましょう。
気慣れた服装といわれて真っ先に思いつくのが制服ですが、問題はありません。
しかし、寒い時期の制服は温度調整しにくいので、私服も考えておくことをおすすめします。私服を着用する際の注意点は以下のとおりです。
・英字や漢字のロゴがある洋服は避ける
・派手さや露出系は悪目立ちするので避ける
・ジャージや部屋着のようなラフすぎる洋服は避ける
着心地のよいトップスにカーディガンをはおったり、着慣れた制服で調整したりして脱ぎ着しやすい服装が望ましいです。また、ひざかけの準備をしておくことで寒さ対策として、大変有効的です。
ポケットにカイロを入れておけば、手がかじかんだときにいつでも温めることができます。
大学受験当日にはどのようなかばんを持って行く?

かばんは特に指定はなく、基本的には自由に選ぶことができます。受験生にとっては使い慣れた高校指定のかばんも選択の一つになるでしょう。
当日の持ち物を確認すると、参考書や飲み物など意外と荷物が多くなります。必要なものをすべて収納できる十分な容量のリュックやトートバッグがおすすめです。
さまざまな天気にも対応できる防水加工や撥水加工がされている素材のかばんなら、より便利に使用ができます。
試験会場では邪魔にならない大きさで、持ち運びに無理のないかばんを選ぶようにしましょう。
早めに必要な持ち物を揃えて大学受験に備えよう

受験当日は、持ち物や服装を万全に準備し、落ち着いて試験に臨むことが大切です。 各大学の入試要項をしっかりと確認し、指定された日時以降に受験票を印刷することを忘れないようにしましょう。
また、当日の持ち物はリスト化し、試験の1週間前までに準備しておくことが重要です。 事前に準備を整えておけば、試験当日も慌てることなく、余裕を持って最終確認ができます。
さらに、試験当日は気持ちの余裕も大切です。余裕があるだけで、モチベーションが高まり、受験に前向きな気持ちで臨めます。「これは必要かな?」と迷った場合は、基本的に持参することをおすすめします。 「持ってくればよかった…」と後悔することなく、安心感を持って試験に集中できるよう、事前の準備を徹底しましょう。
しかし、受験直前になると、持ち物や試験当日の過ごし方について不安を感じることもあります。 そんなときこそ、信頼できるアドバイザーのサポートが役立ちます。
横浜予備校では、受験生一人ひとりの悩みに寄り添い、試験当日までの準備をしっかりサポートします。 持ち物の準備だけでなく、試験当日の心構えや時間の使い方など、合格に向けた適切なアドバイスを提供しています。
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