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薬学部と医学部の違いは?学習内容やそれぞれの学部進学に向いている人も解説

薬学部と医学部の違いは?学習内容やそれぞれの学部進学に向いている人も解説

「薬学部と医学部って、何がどう違うの?」「医療に関わる仕事がしたいけど、自分にはどちらが向いているのかわからない」とお考えの方もいるかもしれません。

薬学部は薬の専門家を、医学部は診療の専門家を目指す学部であり、学ぶ目的と将来の役割が根本的に異なります。この違いを理解することが重要です。

この記事では薬学部と医学部の学習内容や難易度、卒業後のキャリアの違いを徹底比較し、それぞれどのような方に向いているのかをわかりやすく解説します。

薬学部と医学部の学習内容

カルテを持った医師

薬学部では、薬剤師や研究者の育成を目指します。

化学などを土台に薬の作用や開発を学び、高学年になると病院や薬局での実務実習が必須です。

薬の専門家になるための知識と技術を体系的に習得するカリキュラムです。

医学部では、医師になるために必要な知識と技術を6年間かけて学びます。

解剖学で人体の構造を理解し、臨床医学で病気の原因や治療法を習得を目指していく内容です。

ここでは、それぞれの学習内容を解説します。

薬学部

薬学部では、薬剤師や研究者の育成を目的としたカリキュラムです。

物理学・化学・生物学などの自然科学を土台に、薬の作用や開発に必要な専門知識を深めます。

学年が進むと薬理学や薬剤学を学び、薬が体内でどう働くかを理解したり、正しく使う方法を習得したりします。

高学年では、病院や薬局での実務実習が必須です。

最終学年では卒業研究に取り組み総仕上げを行います。

医学部

医学部では、医師になるために必要な知識と技術を6年間かけて段階的に学ぶ内容です。

まず、解剖学や生理学を通じて人体の正常な構造と機能を理解するところから始まります。

次に病気の原因や仕組みを学ぶ臨床医学へと進み、内科学や外科学など各診療科の専門知識を習得できるでしょう。

高学年では大学病院での臨床実習が中心となり、実際の医療現場で医師としての実践力を磨いていきます。

薬学部と医学部の違い

教室で教科書を見ながら勉強する女子高校生

今回は薬学部と医学部の以下の違いを紹介します。

・入試科目
・難易度
・学費
・学生生活
・医学部入学に必要な勉強量
・卒業後のキャリア

薬学部と医学部には入試科目や難易度、学費などに違いがあります。

医学部の方が難易度が高く、私立では学費も高額です。

どちらも専門的な学習や実習で多忙な学生生活を送りますが、医師は診療の専門家で薬剤師は薬の専門家として、卒業後のキャリアパスが明確に分かれています。

ここでは、それぞれの違いについて詳しく解説をします。

入試科目

医学部と薬学部の入試では、求められる科目に違いが見られます。

どちらも英語や数学、理科が重視される点は共通していますが、理科の選択方法などが違います。

医学部では理科2科目を課す大学が多く、物理や化学、生物の幅広い知識が求められるでしょう。

一方、薬学部は化学を必須とする大学が目立ちます。

これは、薬学が化学を基礎とした学問のためです。

何を重視するかの違いが入試科目にも反映されています。

難易度

入学の難易度には大きな差があります。

医学部は理系学部のなかでも難関であり、偏差値の水準も私立で医学部は60.0~72.5、薬学部は35.0~60.0と薬学部より高くなっています。

学習量も広範囲にわたるため、相当な努力が必要です。

薬学部も専門性が高く決して楽ではありませんが、医学部と比較すると入りやすい傾向にあります。

将来のキャリアや収入にも差があるため、入学難易度と卒業後の進路を比較して考えるとよいでしょう。

学費

参考書を見て勉強する悩む女子高校生・生徒

薬学部と医学部の学費は国公立か私立かによって大きく異なります。

国公立大学の場合、どちらの学部も6年間の総額は約3,500,000円で、大きな差はありません。

一方、私立大学では金額が大きく変わります。薬学部の学費は6年間で9,000,000〜14,000,000円程度です。

それに対して、私立大学医学部の学費は約20,000,000円~40,000,000円を超えることも珍しくありません。

学費は進路を考えるうえで重要な要素です。自分の経済力を考えながら選択するとよいでしょう。

学生生活

薬学部と医学部では、学生生活のスタイルも異なります。

薬学部の学生は授業や実験、研究に多くの時間を使い、特に実習期間中は多忙な日々を送るでしょう。

医学部の学生も学年が上がるにつれて忙しくなります。

専門科目が増え、臨床実習が始まると病院で過ごす時間が長くなるでしょう。

どちらも専門分野の学習が中心のため、学部内での交流が深まる傾向にあります。

医学部入学に必要な勉強量

病院に働く女医 doctor

医学部を目指すには、膨大な勉強量が必要です。

薬学部も理系の難関ですが、医学部入学に求められる学習時間はそれを上回るといわれています。

1日10時間の勉強をする方が大半で、計画的かつ継続的な努力が欠かせません。

この厳しい挑戦の先には、人の命を預かる医師としての道が待っています。

入学後も常に学び続ける姿勢が求められるでしょう。

卒業後のキャリア

卒業後のキャリアは、両学部で大きく異なります。

医学部を卒業すると医師国家試験の受験資格を得て、合格後は医師として病院やクリニックに勤務するのが一般的です。

薬学部卒業生は薬剤師国家試験を経て、薬剤師として病院や薬局、製薬会社などで活躍できるでしょう。

研究職や行政職などの選択肢もあります。

医師は診療を、薬剤師は薬の専門家として医療を支えるということが違います。

「医学部や薬学部を目指したいけれど、自分に合った学習方法がわからない」そんな不安を抱えている方も少なくないでしょう。

横浜予備校では、少人数制(1クラス平均2名)・個別指導に特化した手厚いサポート体制を整えています。

一人ひとりの学力・志望校・性格に応じてカリキュラムを柔軟に設計し、大手予備校での指導経験がある一流講師陣が、基礎から応用まできめ細やかに指導します。

また、教材費・入会金・施設管理費はすべて無料です。

さらに、24時間LINE相談対応や自分専用の自習室など、学習に集中できる環境も整っています。

「今のやり方で大丈夫?」と悩んでいる方は、まずはお気軽にご相談ください。

薬学部の進学に向いている人

研究所で実験をする研究者

薬学部は以下のような方に向いています。

・薬の研究や開発をしたい
・慎重でケアレスミスが少ない
・ワークバランスも考えて長く働きたい

薬学部に向いているのは薬の研究開発に興味があり、地道な探究ができる方です。

また、ケアレスミスが少なく慎重な性格も重要です。

それぞれの項目を詳しく解説します。

薬の研究や開発をしたい

薬学部に進学したいと考えるなら、薬の研究や開発への興味があるのかが重要です。

薬学部には6年制と4年制があり、研究者を目指すなら4年制の創薬科学科などが適しています。

ここでは、新薬を生み出すための基礎研究や応用技術を深く学べます。

新しい薬を創り出す過程は長く地道な探究が必要です。

化学や生物学への探究心はもちろん、コツコツと実験を続けたり、データを分析したりする粘り強さが求められます。

製薬会社の研究職や開発職を目指す場合、大学院へ進学して専門性を高めるのが一般的です。

自分の手で未来の医療を支える薬を生み出したいという情熱がある方にぴったりの分野です。

慎重でケアレスミスが少ない

薬を扱う専門家にとって、慎重さは大事な資質です。

薬の調剤や管理では、ほんのわずかな間違いが患者さんの健康に深刻な影響を与える可能性があります。

そのため、薬学部では細部にまで注意を払い、正確に作業をこなす能力が求められます。

日頃から物事を丁寧に確認する習慣がある方やケアレスミスが少ない方は、薬学の道でその長所を発揮できるでしょう。

学内での実験や計算はもちろん、薬剤師として働く現場でも慎重さが信頼につながります。

自分の性格が慎重な性格だと感じるなら、薬学部に向いているかもしれません。

ワークバランスも考えて長く働きたい

薬学部卒業後のキャリアは多様で自分のライフスタイルにあわせた働き方を選びやすいのが特徴です。

薬剤師の資格があれば、病院や調剤薬局、ドラッグストアなどさまざまな職場で専門性を発揮できます。

特に公務員薬剤師や製薬会社の管理部門などは、勤務時間が安定している傾向にあり、家庭と仕事の両立を図りやすいでしょう。

もちろん職場によりますが、専門職として長く安定して働きたいと考える方にとって、薬学部は魅力的な仕事です。

将来のワークライフバランスを重視しながら、医療に貢献したいという思いを持つ方に適しています。

横浜予備校では、結果を出すことにこだわった独自の学習プログラムと、徹底したサポート体制で生徒の学力向上を強力に後押ししています。

特に注目すべきは、全教科に対応した「自学自習プログラム」です。

これは、受験に必要な基礎力を着実に積み上げるために厳選された参考書を用い、日々の自学自習を徹底的に管理する仕組みです。

さらに、定期的な進捗チェックや学習アドバイスにより、知識の定着と勉強習慣の形成を実現します。

また、講師陣による個別指導や、24時間相談可能なサポート環境も整っており、一人では解決できない不安や悩みにもすぐに対応できます。

「正しい勉強法がわからない」「努力が成果につながらない」と感じている方は、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。

医学部の進学に向いている人

美容クリニックで働く女性 beauty

医学部に向いているのは以下のような方です。

・医療行為に携わりたい
・強い使命感や体力がある
・医学部に合格する学力がある

医学部に向いているのは、人の命を救いたいなど強い使命感を持つ方です。

厳しい学びに耐える体力・精神力、高い学力も欠かせません。

それぞれの特徴を詳しく解説します。

医療行為に携わりたい

医学部を目指すうえで大切なのは医療を通じて人の命を救いたいという強い思いです。

医師という仕事は、患者さんの健康や人生に直接関わる重い責任を伴います。

診断や治療、手術などの医療行為に真摯に向き合う覚悟が求められます。

教科書で学ぶ知識だけでなく、臨床実習で目の当たりにする医療現場の厳しさを受け止め、それでもなお人を助けたいと思える情熱が必要です。

その強い使命感こそが、6年間の厳しい学びや医師になってからの困難を乗り越える原動力になるでしょう。

強い使命感や体力がある

医学部での学びや医師としてのキャリアを歩むには、強い使命感と心身のタフさが欠かせません。

医師は人の命を預かる仕事であり、その責任感から逃れることはできません。

医療を通じて社会に貢献したいという熱い思いが、困難を乗り越える力となります。

また、医学部の膨大な学習量や長丁場の実習や医師になってからの不規則な勤務など、精神的や肉体的な負担はかなりのものです。

緊急事態にも冷静に対応するための精神力や、それを支える体力も必要になります。

自分の限界と向き合いながらも、目標に向かって努力し続けられる方が医学部に向いています。

医学部に合格する学力がある

医学部への道は、学力という高い壁を越えることです。

一般的に、偏差値60以上が一つの目安とされており、受験生のなかでも上位の学力が求められます。

これは単にテストの点数がよいというだけでなく、論理的思考力や問題解決能力も含まれます。

理系科目を中心に幅広い知識を高いレベルで習得する必要があり、上限10時間の計画的な学習が必要です。

現在の学力だけでなく、これから目標に向けて学力を伸ばしていけるかという視点も重要です。

自分の学力と目標との距離を正確に把握し、戦略的に学習を進める必要があります。

薬学部と医学部のどちらに進むか悩んだら

ミーティングをする医師と看護師

薬学部と医学部、それぞれの魅力を理解してもどちらの道に進むべきか決めきれないかもしれません。

最終的な判断には、自分の興味や適性を深く理解することと、目標達成に向けた現実的な計画を立てることのバランスが重要です。

もし一人で結論を出すのが難しいと感じたら、予備校などの専門家に相談するのも一つの方法です。

受験のプロは客観的な視点からあなたの適性や学力を分析し、どちらの学部が向いているか、何が必要かを具体的に示してくれます。

横浜予備校では、医学部や薬学部をはじめとする難関大学への合格者を多数輩出してきた確かな実績があります。

その背景には、1対1〜1対4の少人数制(1クラス平均2名)によるきめ細やかな個別指導と、独自の学力分析に基づいたカリキュラム設計があります。

自分では気づきにくい「得意分野」や「伸びしろのある科目」も、プロの視点から見極めることで、効率よく学力を伸ばすことが可能です。

薬学部か医学部かで進路に迷っている方も、まずは無料相談をご利用ください。

学力面だけでなく、将来設計も含めた視点で、適切な道筋をご一緒に見つけていきましょう。

あなたの不安や疑問に丁寧に寄り添いながら、受験の一歩をサポートします。

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