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横浜市立大学医学部医学科一般選抜の倍率をご紹介!
横浜市立大学、通称横市(よこいち)の医学部医学科の人気は高まっており、その入試倍率について気になっている方も多いと思います。近年の入試倍率はどうなっているのでしょうか?一緒に見ていきましょう。今回は、過去10年間の一般選抜の倍率についてまとめてみました。
まずは一般選抜の形式を知ろう!
横市医学部の入試倍率の前に、まず横浜市立大学医学部医学科の一般選抜がどのようにして行われているのかを確認してみましょう。
一般選抜は、大学入試共通テストである第一次試験と、個別学力検査である第二次試験に分かれています。注意したい点は、第一次試験の大学入試共通テストを受験した人全員が第二次試験の個別学力検査を受験できるわけではない、ということです。横市医学部一般選抜では、第一段階選抜、つまり足切りが採用されています。その条件等については、次の通りです。
・募集定員に対し、志願者数がその3倍を超えた時に実施
・第一次試験(大学入試共通テスト)の点数が高い順に合否判定が行われる
・合格者は募集定員の約3倍
・合格者の第一次試験(大学入試共通テスト)の最低点は、原則750点(満点1000点)以上
横市医学部の志願者数については後ほどご紹介しますが、毎年志願者数は募集定員の3倍を超えているので、第一段階選抜はほぼ必ず実施されます。大学入試共通テストである第一次試験で一定上の成績を取らなければ、そもそも個別学力検査を受けられずに終わってしまうのです。これを踏まえた上で、横市医学部一般選抜の入試倍率を見てみましょう。
横市医学部一般選抜の入試倍率を見てみよう!
いよいよ本題に入っていきます。過去5年間の横浜市立大学医学部医学科一般選抜の入試倍率は、以下の通りです。
年度 募集定員 志願者数 志願倍率 2次試験受験者数 合格者数 実質倍率
2021
(令和3) 70 260 3.71 189 76 2.47
2020
(令和2) 74 240 3.24 198 84 2.36
2019
(平成31) 80 337 4.21 218 87 2.51
2018
(平成30) 85 286 3.36 242 92 2.63
2017
(平成29) 85 311 3.66 234 88 2.66
※(志願倍率)=(志願者数)÷(募集定員)
※(実質倍率)=(2次試験受験者数)÷(合格者数)
※合格者には追加合格者を含む。
まとめ
いかがでしたか。受験生としては、志望校の入試倍率が気になってしまうもので、中には見た瞬間にびっくりしてしまうような入試倍率となっている大学もあります。そういった高い倍率の大学を受験するとなると、思わず怯んでしまいがちですが、入試の難易度は必ずしも倍率と比例している訳ではありません。むしろ難関だからこそ、多くの受験生がその大学の受験を敬遠し、倍率が特別高くないこともあります。倍率を極端に重視する必要はなく、情報として知っておくだけで十分なことも多いです。過去問や受験生の傾向、受験校の特色から、自分の学力と志望校のレベルの差を測ると良いでしょう。