目次
- ○ 推薦入試のメリットは?~なんで推薦入試を受けると良いのか~
- ○ 大学受験の勉強はいつからする?
- ○ 推薦入試なんて関係ない?
- ○ 推薦入試のメリットとは
- ・〇部活動などの実績が評価される
- ・〇高校1年生からの成績が評価される
- ・〇年内に合格を手にすることができる
- ・〇併願可能な推薦入試で、滑り止めを確保することができる
- ○ まとめ
推薦入試のメリットは?~なんで推薦入試を受けると良いのか~
今年も夏休み期間とはいえ、なかなか旅行など遊びに出かけられない日々が続いていますね。横浜予備校では、今年は旅行に行く生徒は少なく、高校1、2年生のみんなも、マスクなどの感染対策をしっかりとして、自習室で勉強をしてくれています。
今日は、そんな高1、2年生にも、今から大学受験を意識してもらえるように、推薦入試のメリットをお伝えいたします。
大学受験の勉強はいつからする?
高校1、2年生の皆さん、特に高校1年生のみんな!大学受験なんて、まだまだ先のこと・・・と思っていませんか?
たしかに、一般受験は高校3年生の1月に共通テストがあり、そこから私立大学の受験、国公立大学の受験、と続きます。
しかし!!大学受験には、推薦入試と一般受験の2種類があります。この推薦入試、早い大学では高校3年生の9月1日から出願が開始されます。そして、推薦入試では、高校1年生からの成績や、部活や委員会、ボランティア活動などの勉強以外で取り組んだことなどが評価されます。つまり、高校1年生の時の成績や、勉強以外の活動も関係している、ということです。
推薦入試なんて関係ない?
面談の際、「推薦入試は受験しないで、一般受験だけを受験するから自分には関係ないよ」と多くの生徒さんは言います。しかし、推薦入試のメリットを説明すると、「推薦入試を受験してみようかな」と気持ちが変わる生徒さんもいます。では、推薦入試のメリットとはなんでしょうか?
推薦入試のメリットとは
推薦入試のメリットをいくつかあげてみましょう。
〇部活動などの実績が評価される
〇高校1年生からの成績が評価される
〇年内に合格を手にすることができる
〇併願可能な推薦入試で、滑り止めを確保することができる
では、詳しく説明していきましょう。
〇部活動などの実績が評価される
例えば、野球部で県大会に出場し、甲子園に出場した。もしくは、テニス部で県ベスト4に入った。など、限られた人のみが出願できるスポーツ推薦があります。これは、いわゆるマーチと呼ばれる大学にもあり、倍率も低めです。また、総合型選抜でも、部活動の実績も評価されることが多く、特に部長などの役職についていると評価の対象になりやすいでしょう。
〇高校1年生からの成績が評価される
普段からこつこつと勉強してきたものが評価されるのはうれしいですよね。特に、学校推薦型選抜(指定校制)は高校1年生からの評定平均をもとに校内で選考されます。また、学校推薦型選抜(公募制)では現役生のみに出願資格があるものも多いので、現役生にとっては受験しやすくなっています。
〇年内に合格を手にすることができる
一般受験を受験する生徒さんは、2月末から3月にかけて合格を手にし、そこから大学入学に向けて準備をします。推薦入試で合格できた場合は、12月あたりから大学入学に向けて準備をすることができます。免許を取得したり、アルバイトを探してみたり、周りよりも早い時期に取り組む事ができます。
〇併願可能な推薦入試で、滑り止めを確保することができる
以前は、推薦入試というと、合格した場合必ず入学するものでした。しかし、近年は併願可能な推薦入試が増えてきています。そのため、滑り止めとして一般受験で受験しようと思っていた大学を推薦入試で受験し、合格できれば、一般受験で受験する大学を減らすということができます。一般受験で受験する大学が減ると、過去問の対策をする大学が減り、試験日程にも余裕ができますね。また、「どこも合格できなかったどうしよう」という不安を抱えることなく、安心して一般受験にのぞむことができますね。
まとめ
推薦入試のメリットをいくつか説明してきましたが、いかがでしたか?
高校1年生から、大学受験を意識して勉強に取り組んでもらえればと思います。