目次
- ○ 中央大学法学部の入試について
- ・英語の傾向
- ・数学の傾向
- ・国語の傾向
- ・最後に
中央大学法学部の入試について
こんにちは、横浜予備校の岡部です。さて今日は中央大学法学部の入試問題についてお話したいと思います。私は一般入試の国語・数学・英語で中央大学法学部を受験したので主にその三科目についてお話していきます。
英語の傾向
まず英語についてお話したいと思います。2018年~2020年度の傾向を見てみると、全部で8つの大問があり大体同じような形式での出題となっています。時間は90分で記述とマーク式です。大問1は英文和訳です。それほど長くない文章の中から3行ほどの英文を和訳するという感じで2つ出題されます。大問2は英作文が2つ出題されます。3行ほどの和文を英語に書き換えるのですが、2019年と2020年に関しては英語による書き出しが指定されています。また2020年に関しては問題文のほかに英文もあるのでそこからヒントを探し出すこともできるのでより書きやすくなったのではと個人的に思います。大問3~大問6は文法問題で、大問3は品詞変換をしてからの空所補充、共通語による空所補充となっています。大問4も空所補充なのですが、こちらは頭文字があらかじめ指定されています。大問5も空所補充で、これはセンター試験でもみられたような一般的な空所補充で四択になっています。大問6は3~5行ほどの英文の中に4つ選択肢があってその中で誤っているものを答える形式です。10題出ます。大問7は読解問題で10個の空欄があってそれを選択肢の中から答えるという感じです。単語を埋めるのではなく短めの文を埋めていく感じです。そしてラストは読解問題で内容真偽や空所補充、内容説明などなど10問出ます。これは全てマーク式で、さらに他の大学の長文問題と比べても少ない方なのでぜひ点を落とさないようにしたいところですね!全体的に文法問題が多いイメージです。しかもなかなか難しめな問題が勢ぞろいしているので個人的には厄介でした。それに比べて長文は易しめでひねった問題もなく素直に解くことができるので長文は満点を取りたいところです!また2021年度では文法分野において今まで出なかった並び替え問題が出たのでこれから受ける人はそれもしっかり準備しておきましょう!
数学の傾向
次に数学です。例年大問が3つあり出題範囲は数ⅠA・ⅡB(数列・ベクトル)です。試験時間は60分ですべてガチの記述式です。特に「ここが出やすい!」とかの印象はないのですが証明問題が普通に出ます…。証明問題もそうですが、全体的に「え、文系でここまで出すの…?」というような感じの難易度です。私は理系で数Ⅲまでやっていたのですがそれでもやりにくかったです。そこまで数学できる方でもないのですが!(笑)でもポジティブにとらえると社会受験よりは合格点が下がって合格しやすいのかなと思えますよね!私はそう思っていました!数学受験オススメです!
国語の傾向
最後に国語です。毎年大問が3題あり現代文2つの古文1つです。試験時間は60分でマーク式と記述式の併用です。とても素直な問題だと思っています!特にひねったりとかもなく素直に考えれば正解できる問題かなと思います。しかしこの試験時間に対してこの量はやや多いかなと思います。全部を解き切ろうとするのはNGです!私はたしか記述式はほぼ書かないで提出した記憶があります(笑)
最後に
中央大学法学部の合格点は大体6割です。しかも各教科配点が書いてあるので計算しながら挑むことができるのです!なので英語だったら長文から解いてみるとか数学はできるところまでとりあえず書いてみるとか国語だったらとりあえずマークは埋めて記述は後回しとか、いろいろ作戦を立てながら受験することを強くオススメします。中央大学法学部の入試問題はほんとに素直な問題だし合格点も6割だし頑張れば絶対合格できます!法学部行きたい!という方はぜひ中央大学法学部を~!