生物においては、問題の出し方を学ぶことが重要なことなので、問題集選びは大変重要になってきます。
今回はレベル別でおすすめの生物問題集をご紹介したいと思います。
今回は2つご紹介しますが、後半にご紹介する問題集の方がレベルアップした後のものになりますので、ご自身のレベルアップの過程に合わせてご検討くださいね。
目次
医学部受験に役立った生物問題集① セミナー生物基礎+生物
内容に偏りがないのでこれ1冊で多くの知識がつくことと、問題の前には教科書をまとめたような簡単な説明文が書かれていることが、重宝されるポイントです。
また、丁寧な解説書もついているので、知識にまだ自信がない方でも安心して取り組めます。
セミナーを使用して入試対策をされる受験生もたくさんいらっしゃいます。
簡単な知識問題から、入試でも出るようなレベルの問題も掲載されていることから、勉強し始めの時期から受験直前までこの問題集を使えるのもありがたいです。
ただ、国公立の二次試験に十分な内容かというと少し物足りないかもしれません。
そのため、セミナーで知識の獲得がほとんど完成している方は、次にご紹介する問題集か、過去問演習に取り組んでください。
医学部受験に役立った生物問題集② 実戦 生物重要問題集 生物基礎・生物
セミナーよりも、入試問題に近い形式の問題がより多く掲載されています。
レベルも比較的高いので、この1つを完璧に解けるようになると、かなりの実力がついているといえるでしょう。
入試問題によく出てくる、実験結果からの考察などを行う形式の問題も掲載されているので、単純な知識を問う問題ではなく応用力を鍛えたいという方におすすめです。
国公立の二次試験にも十分対応できる内容であり、説明も丁寧な問題集なので、この1冊が完璧に解けると良いですね。
ただ、説明はある程度の知識があることが前提のようにも思えるので、横に教科書を置いておくか、一旦セミナーに取り組んでみるなどの調整は必要かと思います。
まとめ
2種類の問題集をご紹介しましたが、生物に関しては、基本的には問題集は1冊にして、それを完璧にすることが重要です。
そのため、多くの問題に出会っていくというよりは、すでに出会った問題を何周もして暗記することをおすすめします。
その理由としては、生物の場合は聞かれる内容はある程度決まっているからです。
様々な解き方に出会うという勉強方法ではなく、問題の出し方や解き方を覚えておいて、頭の中の引き出しを本番に開けるという方法が良いと考えています。
先程ご紹介した問題集を完璧にすることができたら、早々に過去問演習を徹底的に行ってくださいね。