漢文は簡単だというけど全く歯が立たない、、、
と焦っていませんか?
得点源といわれる漢文で
高得点が取れない、点数が安定しないと
悩んでしまいますよね。
そこで、この記事では、
漢文の勉強法のポイントをご紹介します!
目次
- ○ 大学受験漢文勉強法① 漢文の勉強は句法の暗記がすべて
- ○ 大学受験漢文勉強法② 句法の暗記方法のポイントは「音読」
- ○ 大学受験漢文勉強法③ どの句法が重要なのか?
- ○ 大学受験漢文勉強法④ 頻出の再読文字を抑えるべし!
- ○ 大学受験漢文勉強法⑤ 日本語と違う意味を持つ漢字に注意
- ○ 大学受験漢文勉強法⑥ 問題演習でアウトプットを忘れずに!
- ○ まとめ
大学受験漢文勉強法① 漢文の勉強は句法の暗記がすべて
漢文の勉強の中心は
ずばり「句法の暗記」です。
句法は漢文のルール。
句法って何?と思っている方はもちろん、
句法に少しでも不安がある方は
句法の暗記に取り組みましょう。
また、大学受験で問われてる句法は多くて150個程度。
英単語の3000語に比べれば
暗記が楽ですよね。
これこそが漢文はコスパが良い
といわれる理由です。
大学受験漢文勉強法② 句法の暗記方法のポイントは「音読」
句法ってどうやって覚えたら良いの?
とお困りの方いませんか?
そんな方におすすめなのが
「音読」です。
漢文は目だけで覚えようとすると、
なかなか覚えられません。
このため、書き下し分を声に出しながら読み、
その中で重要な句法を頭の中で意識、暗記することが大切です。
大学受験漢文勉強法③ どの句法が重要なのか?
句法を暗記するといっても様々。
否定形・疑問形・反語形・詠嘆形・・・・・
思った以上に数が多いです。
このため、
試験直前で時間がない!という方や
短期間で得点を上げたい!という方は、
否定形・疑問形・反語形・使役形・受身形・仮定形
の句形を覚えましょう。
例文や教科書の文章を音読しながら覚えるのがおすすめです。
大学受験漢文勉強法④ 頻出の再読文字を抑えるべし!
再読文字を抑えることで
得点をアップすることができます。
なぜなら再読文字は頻出で
問われることが多いから。
具体的には、
「未・将・且・当・応・宜・須・猶・由・盍」
といった
1文の中で2度読む特殊な漢字のことです。
句形に比べて数が少ないので、一気に覚えてしまいましょう。
大学受験漢文勉強法⑤ 日本語と違う意味を持つ漢字に注意
漢文は中国語由来です。
このため、漢字が日本語と違う意味で使われていることがあります。
例えば、「人間」。
日本語だと「ヒト」という意味ですが、
漢文では「世間」という意味で使われます。
つまり、日本語の「ヒト」と最初から考えて読んでしまうと、
意味を取り違えてしまいます。
漢文に使われている漢字の中には、
日本語と違う意味を持つものがある
と心に留めておくのがポイントです。
大学受験漢文勉強法⑥ 問題演習でアウトプットを忘れずに!
句法や再読文字など
基本的な知識を抑えた後は、
実践あるのみ。
問題演習で自分の知識の定着を確認しましょう。
間違えた箇所、分からなかった箇所が知識の抜け穴。
インプットとアウトプットの繰り返しが大切です。
まとめ
漢文の勉強では、
暗記する量は少ないですが、
だからこそ、
基本的な句法、
再読文字、
注意の必要な漢字を意識して覚える必要があります。
基礎的な知識が身につけられ、
学習した文を白文で読めるようになったら、
読解問題が解けるようになります。
頑張ってください!