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医学単語は「接頭辞」「接尾辞」の暗記でかなり対処可能!
まずは医学用語を覚えなければなりませんが、実は医学用語には独特の「接頭辞」と「接尾辞」が使われることがほとんどで、それらを暗記すれば非常に有利となります。例えば、「Cardio-」という接頭辞は「心臓の」という意味で、「Cardiovascular」(心血管系の)という単語に用いられたりします(数学でカージオイドという図形が出てきますが、その「カージオ」の意味です)。接尾辞の例では「-itis」は「炎症」の意味で、「meningitis」(髄膜炎)のように使われます。このような医学で使われる接頭辞と接尾辞を覚えることの方が、単語そのものを暗記するよりはるかに効率的です。また、これらの知識は、医学部入学後に本格的に医学を学ぶときにもあなたの身になる知識であるでしょう。将来のためと考えながらモチベーションを保って勉強できるかもしれません。
医学単語を含む長文問題集
当然、医学用語を含む長文問題集も出版されていますので、これらを使って勉強していきましょう。
『国立大 医学部の英語』(教学社)
https://www.amazon.co.jp/国公立大-医学部の英語-MEDICAL-難関校過去問シリーズ/dp/4325159037
『私立医大の英語』(教学社)
https://www.amazon.co.jp/私立医大の英語-長文読解編-MEDICAL-難関校過去問シリーズ-西村/dp/4325159045
これら問題集では、診察や手術など一般的に医療として想像されるような事項ばかりでなく、ミクロな生物学や、マクロな社会医学までもカバーしており、医学の奥深さを高校生ながら感じることができるでしょう。それぞれの単元のテーマにおいて自分の考えを持っておくと、小論文や面接でも生かすことができるでしょう。
上記に挙げた接頭辞・接尾辞の例の他にも、医学では一般的な意味と違う使われ方をする単語もあります。例えば「admission」は「入院」の意味で使われることがあります。このような特殊な使われ方も上記の教材から学ぶことができます。それゆえに、上記の問題集に出てきた特殊な用語や単語は全てピックアップし暗記することが望ましいでしょう。