試験時間内に問題を解ききるということは、かなり難しい課題です。
「予定より長い時間を特定の問題に割いてしまって、他の問題を見る前に時間がきてしまった。帰ってから丸つけをしていると、他にも解ける問題があったのに、そっちを見ていなかった…」
という経験はありませんか?
時間内に解くためには、がむしゃらに前から順番に解くのではなく、効率よく進めなければなりません。
今回は、時間内に解けるようになるために癖づけたい3つのポイントをお伝えします。
目次
ポイント① 解けていない問題にマークをつける
解き始めたはいいものの、途中で解き方が間違っていることに気づいて一旦他の問題にいきたい
ということや、
今解き方がさっぱり浮かばないから、とりあえず適当に答えを書き込んでおいて、後から解き直したい
ということはよくあります。
その時には、もちろん他の問題を優先的に解いていきます。
そして、優先的に解く問題がなくなったら、また難問に挑むのです。
この時、後回しにしていた問題には少しでも早く戻りたいところです。
入試は1分1秒が大切で、限られた時間内で懸命に取り組む必要があります。
そのため、後回しにしておいた問題には大きく?(はてなマーク)をつけておくなどして、わかりやすくしておくことをおすすめします。
これは問題集で勉強している時というよりも、過去問演習や模試、入試で実践してほしいことです。
問題集の時には、わからない問題は後回しにせずに、すぐに解決しましょう。
ポイント② 忘れやすい公式を先に書いておく
試験開始の合図がなると同時に、私は余白に複数の公式を書くようにしていました。
緊張をしている時の自分の脳は、信じられないミスをします。
そのため、忘れやすい公式は、覚えているうちに余白に書いておくのです。
「公式くらい覚えているよ」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、試験がイレギュラーな環境であることを理解して、自分の安心のためにもメモしておくことをおすすめします。
これは問題集で勉強している時というよりも、過去問演習や模試、入試で実践してほしいことです。
ポイント③ 解く過程を簡単にメモする
問題を見た瞬間に、解き方が頭にふっと浮かんでくることもあるでしょう。
その浮かんできたものは、メモ程度の簡単なものでよいので、書いておきます。
計算の流れや証明の理論は、書いている途中でわからなくなることもあります。
必死に解くあまり、方向性を見失ってしまうことがあるのです。
そのため、解いている途中で忘れても大丈夫なように、流れをメモしておきましょう。
これは問題集で勉強している時にも実践できることですので、日頃から実践してほしいことです。