勉強を楽しいと思う方は少数で、多くの方は勉強を楽しくない時間だと感じているでしょう。
そのような勉強を、少しでも楽しくする工夫を取り入れることで、楽しく勉強時間を確保することができ、ストレスが少ない状態で効率よく勉強できます。
その1つの工夫が、ミニクイズ大会です。
ミニクイズ大会の仕方、メリット、注意点を今回はご紹介したいと思います。
目次
クイズ大会の仕方(楽しい勉強法)
まず、クイズ大会を開催するために以下のものを用意します。
・教科書や問題集を人数分(慣れないうちは1問1答形式の問題集がおすすめです)
・時計(3分ほどが測れるものであればOKです)
開催人数は2~3人で1組がおすすめです。
ミニクイズ大会の手順を説明します。
1.クイズの範囲を決める
教科書2ページ(見開き)程度がおすすめです。
2.3分間のインプット時間を設ける
クイズの範囲を、3分間でできるだけ頭に入れます。
3.インプット後、順番に出題者になり、他の人は回答者となり早押しで解答
出題者の人はクイズの範囲を見ながらでも良いですし、記憶が確かであれば見ずに出題しても良いです。回答者は競うようにして手をあげて、答えを言います。
4.問題を出し尽くしたと感じたら、1、のクイズ範囲を変更して以降の手順を繰り返す
10分間あれば、1.~3.は実施できます。
昼休みであれば、食事後に実施したとしても3ターンはできるでしょう。
食後の眠気が強い時間帯でも眠くならずに楽しく実施できるので、おすすめの勉強法です。
休み時間にみんなでクイズ大会
クイズ大会をする際の注意点は、テストの範囲と開催するメンバーです。
テストの範囲が広すぎると、インプットの時間がかかってしまうため、ゲーム感覚が薄れてしまいます。
「これなんだっけ・・・」と悩むことよりも「これはさっき見た!」という感覚でテンポよく答えた方が、よりゲームのようで楽しく進められます。
もう1つの注意点が、開催するメンバーです。
あまりに学力の差がありすぎると、答えるメンバーに偏りが出てしまい、答えられないメンバーにとっては苦しい時間となります。
そうならないために、メンバーの人数の調整を行ったり、テスト範囲を狭くして学力の差を縮める努力をします。
15分の休憩時間や、昼休みにも簡単にできるクイズ大会は、楽しく勉強ができる良い例です。
受験までの苦しい時間を少しでも楽しく過ごすために、ぜひお試しください。