模試や受験当日の持ち物に迷う方は少なくないでしょう。
特に「直前に何を使って復習したらよいのだろう」ということは、私自身受験生の時に気になりました。
そのために、どのような参考書を持って行こうか先生方に聞いて回った経験や、模試や受験日当日の自身の経験、「こうしておいたら良かったな」という反省点などを踏まえて、どのような参考書を当日持って行ったら良いのかを3つのポイントにまとめました。
実際に持っていく参考書を選ぶ際の参考にしていただけましたら幸いです。
目次
- ○ 薄い参考書
- ○ 使い慣れた参考書
- ○ まとめページが充実している参考書
薄い参考書
薄い参考書や問題集は、ページ数を減らすために重要な知識から優先的に掲載しています。
つまり、試験直前に全体を読むことで、優先的に身につけておきたい知識の再確認ができます。
試験の間の休憩時間はとても短いことがほとんどなので、重要なことを短時間で確認できることが重要なのです。
また、模試や入試の日はできるだけ疲れたくないですし、何教科もの重い教材を持ち歩くのは避けたいため、体力温存のためにも薄い参考書にしておきましょう。
使い慣れた参考書
特に入試当日に避けたいことといえば、「あれ、こんな言葉聞いたことないぞ…」と不安になることです。
全ての知識が頭に入っているわけないのですが、頭に入っていない知識に出会ってしまうと、どうしても自信がなくなってきます。
直前に焦っても良いことはないので、「この参考書のことならなんでも知っている」くらいに使い慣れた参考書を持って行きましょう。
(先程ご紹介した薄い参考書を使う際にも同様に、受験までの期間に内容を十分に確認しておいてください。)
まとめページが充実している参考書
知識が数ページにまとまっている参考書だと、休み時間にもささっと読み返しやすいですし、移動中などもページを何度もペラペラめくらないで良いので読み進めやすいです。
そのため、まとめページがある参考書を使うようにしましょう。
もし条件に当てはまる参考書がなければ、事前に作っていっても構いません。
例えば、数学であれば、公式をまとめて2ページくらいにしても良いです。
地理などの出題範囲が広すぎるものであれば、自身が苦手としている知識だけを集めたものを用意しておいても良いでしょう。
休憩時間は思っているよりも少ないので、たくさん用意して曖昧に知識にするよりも、少ない知識を完全に覚えるようにした方が良いでしょう。