入試での英語の配点は文系・理系ともに高く、中々避けては通れない教科です。
将来英語を使った仕事に就きたいという人も少なくないでしょうし、入試のためにも将来のためにも、英語に時間を割いて対策しているという人は多いでしょう。
しかし、限りある時間で効率的に勉強するためには、避けてほしい勉強法というのがあります。
今回は避けてほしい勉強の方法を2つご紹介します。
(英語は言語なので、色々な勉強法が存在していますが、それらの中でも入試というところにゴールを置いた時には避けておきたい、という視点でお送りします。)
目次
何でも書いて覚える
英単語を覚えたり、教科書の文章を暗記するために、何でもかんでも何度も書いて覚えようとする人がいます。
しかし、書くというのはとても時間も体力も奪う方法です。
テスト前に何度も英単語を書いたせいで「腱鞘炎みたいになって、これ以上勉強できない・・・」となったことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?
また、書くという勉強法しか実施しない場合、机に座ってでないとうまく書けないので、立ちながらの移動中や、睡眠前のベッドの中では書いて暗記するということができませんので、勉強時間が減ってしまいます。
勉強時間を増やすためにも、どこでも勉強するという方法を見つけることが重要なのです。
そのため、書いて覚えるという方法ではなく、発音しながら読み進めることや、問題を出し合う、赤シートで隠すなど、状況に合わせた勉強法を取り入れていきましょう。
効率よく多くの英単語・英文を暗記するためにも、書く以外の方法で暗記する方法にシフトしましょう。
発音を覚えない
「スペルは書けるけど、読むことはできない」
「長文も文法問題も解けるけど、リスニングだけ得点が低い」
等の状態にある人は、英単語の発音が十分に覚えられていないのかもしれません。
発音を覚えることは重要で、リスニングで何を言っているのかが把握できるようになるために避けては通れません。
発音がわかるからこそ、単語を組み合わせて文章にした時に省略されている音(正しくは繋がっている音)も見つけられるのです。
(リスニングは入試だけでなく、就活や大学院入試の時に受験することの多いTOEICなどでも出題されるので、将来のためにもリスニング力は鍛えておきましょう。)
英単語のスペルを覚えるために変わったローマ字読みをするよりも、しっかりと発音と一緒に覚えましょう。