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受験勉強に“楽しく耐える”ことの重要性
こんにちは!横浜予備校です。
受験勉強をしていると、
「勉強しなければ合格できないから、睡眠時間を削ってでも勉強をしなければ」
と、とにかくストイックに勉強している人や、
「周りは勉強して成績を伸ばしているのに、私は勉強をしても身についていないから、私は何をやっても駄目なんだ」
と、成績を伸ばすことができなかった自分をとても責める人がいます。
ストイックに自分を管理することが楽しく、勉強を継続させるためには有効だと自身が感じていらっしゃる場合にはそれでもよいでしょう。
しかし受験生全員に、ストイックすぎる受験勉強や、自分を責めてしまう姿勢は本当に必要なのでしょうか?
今回は、受験勉強との向き合い方に関してご紹介したいと思います。
誘惑に勝って勉強し続けることは大事
受験において、確かに勉強はし続けなければなりません。
友だちとの遊びやスマホアプリなど、様々な身近な誘惑に打ち勝って、終わりのない勉強に取り組むことは容易ではありません。
勉強という苦痛に耐えることで合格には近づきますが、ストイックすぎたり自分を責めるようなことを繰り返すと、自身のメンタルが傷ついてしまいます。
メンタルがいかに重要なのかをお伝えします。
重要なことは“継続”と“安定したメンタル”
メンタルは、安定して継続的に勉強するためには重要な要素になっています。
メンタルがボロボロな状態では、勉強の辛さを一層感じやすくなったり、これからのことを不安視しすぎることがあります。
継続的に勉強するためには適切な休憩も必要にもかかわらず、その休憩すらも許せなくなってしまっては、長く勉強し続けることは難しいのです。
受験勉強だけでなく、受験自体にも影響を与えると考えられます。
本番の緊張に耐えられるだけのメンタルが残っていなければ、本番に体調を崩したり、思うように頭が働かなくなることがあります。
受験は自分の将来のためのものであり、そこがゴールではありません。
それにもかかわらず、受験でメンタルを自身で傷つけてしまうことがよくある、大きな人生のイベントなのです。
自分で自分のことを大切にして、メンタルの変化に十分に気を付けながら勉強をしてください。
ストイックにならずに気楽に構えて、継続的に勉強に取り組むことで、勉強時間を増やして知識を定着させることが重要なのです。
自身のメンタルがそこまで強靭(きょうじん)ではないと自覚があるのであればなおさら、
「厳しく勉強時間を管理して、緩んだ自分を取り締まる」
のではなく、
「自分の望んだ将来に少しでも近づけるために、気楽に毎日勉強をしよう」
くらいの気持ちでいることを意識しましょう。