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英語の教科書は丸暗記!?英文暗唱(暗誦)の重要性とやり方
こんにちは!横浜予備校です。
皆さんは、英語の課題で暗唱を出されたことはありますか?
ちなみにですが、私は中学生の頃の教科書の本文を、学校の課題で暗唱していました。
個人的に英語が好きだったので、私自身暗唱することは苦手ではなかったものの、当時は
「毎回時間を設けて、1人ずつ暗唱テストをする意味はあるのか?」
と思っていました。
暗唱の重要性に気が付いたのは、ずっと後だったのです。
もっと早くこの重要性を知っていれば、受験生みんなが暗唱するようになるのではと思いました。
そこで今回は、英語の教科書を暗唱することがなぜ重要なのかをお伝えしたいと思います。
暗唱の重要性
教科書に出てくる文章は、重要な文法を含んでいる“お手本”の英文
です。
学生が優先的に覚えた方がいい熟語や文法を、皆さんが覚えられるようにと作られている文章ですので、教科書を最大のお手本として扱いましょう。
教科書の文章を暗記することで、その時期に覚えておきたい単語・熟語を覚えられるようになるだけでなく、文章の構造を通して英文法を理解することに繋がるのです。
暗唱の仕方
暗唱するために英文を覚える方法を2つ、ご紹介いたします。
どちらの方が覚えやすいかは人によりますので、両方試してみてくださいね。
1つ目の方法は、英文を消していく方法です。
まずはホワイトボードに英文を書いておき、そのまま読み上げます。
そこから単語を1つ消して、単語を消す前の元の英文を読み上げます。
そこからまた単語を1つ消して、単語を消す前の元の英文を読み上げます。
最後は何もない状態で元の英文を読み上げます。
2つ目は、1文ずつ暗唱する文章を増やす方法です。
1文目を教科書で見てから顔をあげて、空中で1文目を読み上げます。
次に2文目を教科書で見てから顔をあげて、空中で1文目と2文目を続けて読み上げます。
1文ずつ増やしながら、最後の文章まで覚える方法です。
暗唱した内容は、一言一句正しく覚えられているのかを確認しましょう。
2人以上でないと暗唱テストは難しい?
基本は先生と自分や、友達と自分で暗唱テストをするのですが、コロナ禍ということもありますので、そこまで誰かと一緒に勉強をする機会もないかもしれません。
そこで、私が家で暗唱テストの練習をどのようにして自己テストをしていたのかをお伝えします。
まずは、携帯の録音機能をひらきます。
この時、再生する際に速度を選べるものだと尚良いです。
録音をしながら暗唱をするのですが、この時できるだけ丁寧にはっきりと話します。
aやtheなどの冠詞も必ず発声します。
そして、録音を流します。
正しく暗唱できているかを、教科書をみながら確認します。
耳が慣れていない場合には、聞き取りにくいと感じることもあるでしょう。
しかし、とにかく一言一句違わぬようにしたいところです。
なので、録音をゆっくり再生する機能を使っても良いです。
慣れてきたら、自分の耳をさらに英語のスピード感に慣れさせるために、元のスピードで流しましょう。
今回は、英語の教科書を暗唱することがなぜ重要なのかをお伝えしました。
もし課題として暗唱が出ていないとしても、自主的に取り組むことをおすすめします。