目次
- ○ 面接対策!「長所」「短所」を見つけるコツ【大学受験】
- ・なぜ「長所」「短所」を聞かれるのか
- ・「長所」
- ・「短所」
- ○ 「長所」「短所」が思いつかない人へ
- ・①どちらか一方しか思いつかない人
- ・②なにも思いつかないという人
- ○ 模擬面接も利用した面接対策を!
面接対策!「長所」「短所」を見つけるコツ【大学受験】
学力だけでなく、人間性も含めた大学への適性を問う「面接試験」。大学受験で面接が課される場合、聞かれる機会が多いのが自分自身の「長所」「短所」です。
そこで今回は「大学受験の面接試験」における「長所」「短所」の答え方のコツをご紹介します。志望校で面接試験が課される人はもちろん、志望理由書や自己推薦書の書き方に悩んでいる人も是非チェックしてみてください。
なぜ「長所」「短所」を聞かれるのか
「自分のことを客観視できているか」「自己理解できているか」を面接官は見ています。
自己理解ができている人であれば、長所をどのように生かせばいいか自分の力で判断することができます。また、短所を自分で把握できていれば、周囲と協力したり努力したりして改善することができます。
長所がない人も、短所がない人もいません。「生かし方、改善への姿勢を回答に入れ込む」ことが重要です。
では、具体的にどんなふうに受け答えすればいいのかを「長所」「短所」それぞれにわけて見ていきましょう。
「長所」
自分のいいところ+それを表す一言を添えましょう。ただし、語りすぎないように注意。
「私の長所は、リーダーシップがあるところです。部長として吹奏楽部をまとめてきました」
その長所を大学に入ってから(社会に出てから)どう生かせるかを話すのもオススメです。
「医療はチームで進めるものです。私は貴学で看護師になるため学び、卒業後は看護師としてチームをまとめ、患者さんにより良い医療を提供したいと考えています」
「短所」
「短所は短所で終えない」ことが重要です。その短所をカバーするためにどんなことをしているかを付け加えましょう。
「私の短所は、計画性がないところです。ついつい先延ばしにしてしまう癖があるので、事前に細かい予定も含めてスケジュールを立てるようにしています」
短所を把握したうえで、改善のためにどのような努力ができているのか、努力するつもりなのかを示しましょう。
長所につながるような構成にするのもよいでしょう。
「私の短所は飽きっぽいところです。しかし、そのぶん色々なものに触れ、広い視野で物事を見られます」
「長所」「短所」が思いつかない人へ
そうはいっても、自分自身の長所短所がなかなか思いつかないという人もいますよね。片方しか思いつかない人、なにも思いつかない人、それぞれに向けた「長所・短所の探し方のコツ」をご紹介します。行き詰ってしまったときに試してみてください。
①どちらか一方しか思いつかない人
長所と短所は表裏一体です。
長所は裏返すと短所、短所は裏返すと長所になります。
長所「好奇心旺盛」→短所「飽きっぽい」
短所「頑固」→長所「意志が強い」
②なにも思いつかないという人
過去を振り返ってみましょう。
・最近人から褒められたこと
・好きで続けていること
・小さい頃にしていた習い事
をあげてみて、それに必要な能力を掘り下げていきます。
小学生のとき水泳を5年間続けていた→継続する力がある、体力がある、苦手なことでも挑戦できる
これまでの人生を振り返る簡易的な年表を作り、得意なものを振り返ってみるのもオススメです。
模擬面接も利用した面接対策を!
自己分析は、面接対策の第一歩。まずは、自分のこれまでを振り返ってみましょう。学校側がどのような人物像を望んでいるのか、なぜその質問がされるのかという意図も含めて、回答内容を検討すると万全です。あとは繰り返し練習あるのみ!模擬面接の機会も利用して、実践練習を積んでおきましょう。