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医学部の面接で聞かれやすい質問とその対策
こんにちは!
医学部入試には面接が設けられていますが、その内容はなかなかに難しいものです。
その理由としては、面接の内容がかなり医学部に特化したものになっていることや、将来像を明確に持っていないといけないからです。
そこで今回は、医学部入試における面接対策として行っておいてほしいことを、3つお伝えします。
医学の専門用語の理解
医療用語は、普段聴き慣れていない人がほとんどでしょう。
しかし、口頭試問や時事問題に関する質問で、医療の専門用語について正しく理解していなければ答えられない問題はあります。
例えば、倫理面に関する時事問題では、患者への「インフォームドコンセント」に関して質問されることがあります。
災害の時事問題では「トリアージ」という言葉が出てくることもあるでしょう。
医療ドラマを見ていて「意味を正しく理解していない」と気づいた言葉や、ニュースで話題になっている用語に関しては、特に注意深く理解するようにしましょう。
時事問題を知って、考える
面接では、どのような時事問題を知っているかを聞くだけでなく、そのニュースに対してどのように考え、どのような行動をとるべきかを考えて述べるように言われることがあります。
医療に関するニュース以外にも、様々なニュースを見聞きする機会があります。
その中で、「へー、こんなニュースがあるんだ」と知るだけでなく、そのニュースを見て医師などの医療職者の立場としてどのようなことを考えるべきなのかを、常日頃考える癖をつけましょう。
医療ニュースをまとめたサイトもありますし、医療ニュースを積極的に拡散しているFacebookアカウントやTwitterアカウントを見てみるのも1つの方法です。
情報の真偽は、しっかりと確認しましょうね。
将来の医師像を持つ
どうしてこの大学を志望するのかという質問とともによく聞かれる質問が、
「どうして医師になりたいのか?」
「どのような医師になりたいと思っているのか?」
などの、受験者の医師像に関するものです。
医師になりたいと思う理由は様々ですが、受験校ごとの強みをからめた医師像の回答ができることが望ましいでしょう。
医師像そのものを変えるのではなく、
「こういう医師像を持っています。貴学では~に特に力を入れていらっしゃいますが、私が目指す医師像に近づくために、~に関して深く学びたいと思っています。」
というような答え方をすることで、学校の志望動機も含めた医師像を伝えることができるでしょう。