「大学受験に向けて、資格は取っておいたほうがいいの?」
「受験勉強もあるのに、資格の勉強もして意味があるの?」
そんなふうに悩む受験生も多いのではないでしょうか。
直接加点されなくても、資格取得で得た知識は、大学入試や大学入学後の学びにも役立ちます。さらに実は、出願のときに加点される資格もあるのです。
そこでこの記事では「受験に役立つ資格4選」をご紹介。資格試験をうまく活用して、将来に向けてスキルアップを目指しましょう!
目次
- ○ 1.英語検定(英検)
- ○ 2.TOEIC
- ○ 3.日本漢字能力検定
- ○ 4.ITパスポート
- ○ 資格試験を通してスキルアップを目指そう
1.英語検定(英検)
準2級以上が目安。
・入試の際に加点される
・推薦入試で優遇される
・英検が出願要件に含まれている入試方法がある
などの活用例があります。
大学や学部によって異なるので、志望校の募集要項を確認してください。
2.TOEIC
TOEICとは、英語力を測る試験で、合否ではなくスコアで評価するテストです。
世界各国で実施されており、 ビジネス系の問題で構成されている点に英検との違いがあります。
・志望校がTOEICを入学資格として採用している
・留学、ホームステイをしたい
・将来、ビジネスとして英語を使いたい
という場合は受験をおすすめします。
大学入試の勉強もある中なので、まずは2技能合計で「600点以上」を目指すところから始めましょう。
志望校がTOEIC活用を実施しているかどうかは、以下のサイトを参考にしてください。
3.日本漢字能力検定
準2級以上が目安。
入試で漢検をなんらかの形で評価すると回答した大学は、なんと55%にものぼります。
漢字や語句の知識は、漢字の読み書きの得点率アップ、読解力の向上といった効果があります。語彙が増えることで、国語以外の教科学習にもプラスになります。
志望校が漢検を活用できるかどうかは以下のサイトから検索できます。
4.ITパスポート
IT系の大学で優遇を受けられる資格のなかでも、初心者向けで比較的取りやすいのが「ITパスポート」です。パソコンの使い方、表計算ソフトの活用法といったスキルだけではなく、情報の取り扱いやセキュリティへの知識・理解が求められる現代社会。IT系の学部を志望していなくても、 社会に出た際に必要になるスキルを身につけられますよ。
MOS、応用情報技術者試験など、他のIT系資格を取得するための土台にもなります。
ITパスポートの活用状況は以下のサイトから確認することができます。
資格試験を通してスキルアップを目指そう
受験対策にもスキルアップにもなる資格取得。しかし、資格・検定の勉強が、普段の学校の勉強や受験勉強の妨げになっては本末転倒です。 自分にとってどの資格・検定がよいのか を、よく検討して選び、取得を目指しましょう。