
母国語なのにも関わらず、評論や論説文、随筆や小説文とさまざまなジャンルがあり、苦手な人も多い現代文。
それも数学のように公式があるわけではないので、同じ手法を使うわけにいかず、一筋縄ではいきませんよね。
いざ大学受験の現代文の対策をすると言っても、なかなかどのように手をつけていいか分からない人が多いのではないでしょうか?
大学受験だけではなく、普段の学校の定期テストや模試にも役立つ現代文の勉強の仕方を今回はご紹介していきます。
現代文語彙勉強法1 知らない意味を知るところから始めよう!

どんなジャンルの文章においても、まずは一通り目を通し、どんな内容が書かれているか全体を把握するところから始めてみましょう。
次に、文章内で出てきた言葉で意味が分からないものは、きちんと辞書で調べ、意味と語法をノートに書き記しておきましょう。
この時、ただ意味だけを調べるだけで終わるのではなく、しっかり使えるように語法や使い方の例を知っておくことが重要になります。
さらに語彙の単独問題でも出題されることがあるので、ことわざ、慣用句、四字熟語は特に注意して覚えておきましょう。
現代文語彙勉強法2 接続詞の用法をきちんと覚えよう!

その名の通り、文と文をつなぐ言葉が接続詞です。
接続詞にも順接、逆接、言い換え、添加や累加、対比、並列、選択や説明補足、例示、話題転換、条件等、さまざまな用法のものがあります。
その中でも特に逆接の接続詞、言い換えの接続詞の後ろには注意が必要です。
逆接は今まで述べてきたことと対や反対になることを述べ、言い換えの接続詞は今まで述べてきたことをまとめる接続詞です。
ですから、どちらの接続詞も後ろに書いてある文章には、筆者が言いたいことが散りばめられているのです。
逆接の接続詞には、しかし、けれども、ところが、でも等があります。
また、言い換えの接続詞には、つまり、すなわち、要するに、いわば等があります。
これらの接続詞の後ろをしっかり読み、理解することで文章の内容がかなり入りやすくなるでしょう。
現代文語彙勉強法3 1日1題のペースで演習せよ!
