効率よく成果をあげるための勉強方法や生活習慣について、以下で詳しく紹介します。
また、医学部受験における予備校の重要な役割についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
- ○ 医学部に入るにはどのような選抜方法がある?
- ・一般選抜
- ・学校推薦型選抜
- ・総合型選抜
- ○ 医学部に入るにはどのような勉強方法が効果的?
- ・受験日から逆算して勉強スケジュールを立てる
- ・各分野の本質を理解する
- ・ケアレスミスに注意する
- ・朝に勉強する
- ○ 医学部に入るにはどのような生活を送るべき?
- ・テレビやSNSなどを我慢する
- ・医学部の情報収集でモチベーションを上げる
- ・生活リズムを崩さない
- ○ 医学部合格を目指すために予備校が重要な理由
- ・効率よく必要な点を学べる
- ・受験方法のテクニックを知れる
- ・講師や仲間のサポートが受けられる
- ○ 医学部の合格を目指すために
医学部に入るにはどのような選抜方法がある?
医学部に入るための選抜方法は以下の3つがあります。
・一般選抜
・学校推薦型選抜
・総合型選抜
それぞれの特徴を知って自身に合った選抜方法を選びましょう。
一般選抜
国公立大学の一般選抜は、大学入学共通テストと、大学が個別に実施する2次試験の得点で合否を判定します。
調査書や小論文が選考対象になる場合もありますが、テストでの得点が合否に大きく影響するため、試験での高得点獲得を目指す勉強が重要です。
私立大学の一般選抜入試は1次試験と2次試験に分かれるのが一般的です。1次試験は受験生の学力を見る重要な試験であるため、受験生はまず1次試験に注力すべきでしょう。
大半の医学部で英語・数学・理科2科目の合計4科目が必須です。理科2科目で全体の50%を占めていることが多く、医学部入試は理科の比重がかなり大きくなっています。
3科目のみの大学では負担が減りますが科目数が少ないため応募者が殺到し倍率が高くなる傾向にあります。
また近年では現代国語を受験科目とする大学も出てきました。2次試験では面接と小論文を課されるケースが少なくありません。面接と小論文では医師としての資質が見られます。
1次試験の結果に重点が置かれているとはいえ、2次試験で医師としての資質を認められなければ不合格となります。
2次試験も1次試験同様気を抜かずに受験してください。なお医学部入学選考には地域枠・地域特別枠が設けられることが少なくありません。
これは卒業後も特定の地域や診療科で診療を行うことを条件とした選抜枠で、ほかの入学者とは区別して選抜されます。なお地域枠・地域特別枠で合格した場合は辞退ができないことが多いです。
学校推薦型選抜
学校推薦型選抜は一般選抜の前に行われ、高校の校長先生の推薦状が必要です。
高校時代の評定平均値が出願条件となっており、高校時代の成績重視の選抜方法です。
ただし近年では文部科学省の方針により口頭試問や資格・検定試験あるいは教科・科目に関わるテストなどでの学力評価が必須となっています。
国公立大学では共通テストを合否判定に用いる大学も増えています。
学校推薦型選抜には指定校制と公募制があり、指定校制は大学側が高校を指定して募集するものです。
対して公募制では高校の指定がなくどの高校の生徒でも出願可能です。
基本的に国立大学は公募制のみですが公立大学には指定校制を取っている大学もあります。
私立大学では両方の制度を導入しています。
医学部が学校推薦型選抜や後述の総合型選抜で求めているのは一般選抜で合格する層とは異なる受験生層です。
学力重視の一般選抜とは異なり、推薦型や総合型選抜では、大学が求める受験生を書類審査や面接で選びます。
これらの試験で求められるのは医師としての明確なキャリアプランを持っている受験生です。
学校推薦型選抜と総合型選抜では現在は学校推薦型選抜の方が主流です。
総合型選抜
総合型選抜は書類審査・面接・小論文などで受験生の意欲や適性を見る選抜方式です。
各大学が求める学生像(アドミッション・ポリシー)に沿って受験生を評価し選抜します。しかし高校時の成績評価が大きなウェイトを占めてもおり、医学部医学科では高校時の学習成績の状況で4.0以上をとっていることが必須です。
また共通テスト受験が課されるなど、一般選考でも合格できる程度の学力を求められる傾向が強くなっています。さらにほとんどの大学が小論文も課しています。
総合型選抜では出願時の必要資料や試験内容が大学によって大きく異なるため、念入りなリサーチと事前準備が必要です。基本的に合格したら入学を断ることはできません。
私たちの予備校では、多くの塾で有償となることの多い推薦対策を追加料金なしで提供しています。個別カリキュラムと徹底したサポート体制で、生徒一人ひとりに合わせた適切な指導を実現しています。
まずは無料相談にお申し込みいただき、あなたに合った学習方法やカリキュラムについてのアドバイスを受けてみてください。
医学部に入るにはどのような勉強方法が効果的?
難関である医学部に入るためには効果的な勉強方法を取らなくてはいけません。
以下に成果のあがる勉強法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
受験日から逆算して勉強スケジュールを立てる
受験日が決まっている入試にむかって勉強するにはスケジュール作成が欠かせません。
無計画だったり短期の計画しか立てていなかったりしては難関である医学部入試で必要な点数獲得は難しいでしょう。
長期計画をたてても計画どおりにいかないからと思う方もいますが、あらかじめ長期計画を立てておけば現状に応じて軌道修正が可能です。
受験日から逆算してここまでにこの状態になっておく、と決めておくと着実な学力アップが望めます。抽象的なスケジューリングだと苦手科目を後回しにしがちになるので具体的な計画をたてましょう。
ここまでにこの問題集をやる、などと設定すると実現しやすくなります。
スケジュールを立てると受験時の合格イメージを描きやすくなり、モチベーションの維持にもつながります。
自身でスケジュールを組むのが難しい場合は、塾や予備校の先生に相談するとよいでしょう。
横浜予備校では中期・長期的な計画のマイルストーンとして、テストシステムを導入しています。100種類以上のテストに期日までに合格していくことで医学部合格をより確実なものにしていきます。
各分野の本質を理解する
医学部入試のような難問を解くには、通り一遍の勉強ではなく、各分野の本質を理解しておく必要があります。
例えば数学では公式を覚えなければ解けない問題が多く、数学の受験勉強は公式を覚えることだと思っている方も少なくないようです。
しかし公式を丸暗記しても公式の本質を理解していなければすぐに忘れてしまいます。
また忘れてはいないにしても、必要なときに正確にすぐ思い出すという応用ができないかもしれません。
本質を理解していない丸暗記ではインプットやアウトプットに確実性がなく、また丸暗記はかえって時間がかかり非効率な方法です。
公式の意味を理解し、公式を使った例題を反復し、関連した公式を合わせて覚える段階を踏むと効率よく学習が進みます。
数学を例に取りましたが、ほかの分野・教科でも同様です。勉強を進めるときは各分野の本質を一度理解する過程が必要です。
私たちの予備校では医学部専門予備校、大手予備校で定評のあるトッププロ講師が本質をついた授業を行います。能力別、科目別に1クラス1名〜3名の授業になることが多いので学習効率も非常に高いです。
ケアレスミスに注意する
医学部入試は大変難関であり競争率も高いものです。
そのため僅かなケアレスミスが合否を分けかねません。ケアレスミス対策として次のようなものがあります。
・テスト用紙全体を見て確認する
・大事な部分は線を引くか指をさす
・ゆっくりと息を吐く
・背筋を伸ばす
・目の前のことに集中する
・注意がそれたら頭のなかで問題文を音読する
・試験前には体調を整えておく
・朝食はゆっくり時間をかけてとる
・解き終わったら見直しをする
これらを心がけることでケアレスミスは減らせます。
朝に勉強する
受験勉強をするには朝が適しているといわれています。
積極的に朝の時間を活用しましょう。早朝なら周囲が静かで集中しやすい環境が作れます。
夜はテレビやSNS・家族との会話・スマートフォンの通知など注意をそらす要因がたくさんあって勉強に集中しにくいものです。
また朝は頭がスッキリしていて思考力が冴え、勉強や仕事の効率が高いといわれています。朝頭がぼんやりしているなら、簡単な計算問題や英語の音読から始めると頭が冴えてくるでしょう。
さらに大学入試本番はほとんどが朝から行われます。
普段から朝方で勉強しておくことで、本番でも脳を働かせる身体のリズムを作れます。
医学部に入るにはどのような生活を送るべき?
医学部入学を果たすためには、普段の生活でも気をつけるべき点があります。
テレビやSNSなどを我慢する
狭き門である医学部入学を勝ち取るためには、無駄にしている時間はありません。
テレビやSNSには少しだけと思っても結局つい長い時間を費やしてしまう性質があります。
医学部受験前にはテレビやSNSなどは我慢をするのが良策です。
観たい番組だけ決まった時間観てその後で勉強をする方もいるかもしれませんが、例えば2時間テレビを見ればその分脳は疲労します。
疲労した脳では勉強に時間をかけても効率はあがらず、かけた時間分の学習量はのぞめないでしょう。どうしても観たいテレビがあればせめて録画しておいて、勉強が終わってから見ることをおすすめします。
ただし本当に受験に真剣であれば、それ程テレビを観たくはならないものです。
SNSには受験勉強と関係のない、しかもネガティブな情報が少なくありません。
そのため時間もメンタルも損なわれやすく受験生には害のあるものといってよいでしょう。
たとえ勉強用アカウントをフォローしていてもそこから必要な情報だけが入ってくるわけではなく、SNSよりは参考書から勉強した方が、無駄な情報が入ることもなく効率的です。
本気で医学部を目指している人は食事の時間も惜しんで勉強しています。
医学部の情報収集でモチベーションを上げる
長い受験期間にモチベーションを保ち続けるのは大変です。
意欲が落ちてきたと思ったら医学部の情報を収集してモチベーションを上げましょう。
医学部の情報はまず大学の公式サイトから集められます。
入試の内容・定員数・日程・入試科目などすべて新しく正確な情報です。入学後に学ぶカリキュラムやキャンパスライフ・卒業後の進路などが記されているため、入学後の自身を思い描いてモチベーションを高めることができるでしょう。
医学部予備校のサイト・医学部比較サイト・動画サイトなどでも情報を集められます。
生活リズムを崩さない
受験期には気力・体力・集中力の維持が必要ですが、整った生活リズムにはこれらの力を高める効果があります。
また体調管理も欠かせませんが、生活リズムを整えることで免疫力アップにもつながります。
さらに規則正しい生活リズムは良質な睡眠を生み出し、受験期の心身を整えてくれるでしょう。
質のよい睡眠は記憶の定着にも役立ちます。睡眠が不足すると勉強効率が下がるので気をつけてください。少なくとも6時間以上の睡眠が必要とされています。
受験勉強で夜ふかしをしがちになりますが、なるべく生活リズムは崩さず、早寝早起きを心がけることをおすすめします。食事は3食しっかりととり、特に朝食抜きはさけましょう。
定期的な軽い運動は脳のパフォーマンスをあげるため、疲れない程度の運動を生活リズムに組み込むことも有効です。
医学部合格を目指すために予備校が重要な理由
医学部合格のためには独学よりも予備校に通った方が近道です。
その理由を解説します。
効率よく必要な点を学べる
予備校では医学部受験に必要な知識や技能を広い範囲で的確に教えてくれます。
高校の教科書や参考書ではカバーできない内容の中から本当に必要な部分を抽出しプロ講師が指導します。
受験方法のテクニックを知れる
医学部受験に強い予備校は医学部受験の新しい情報や現在の傾向を把握しておりそれに基づいた指導を受けられます。
また医学部専用の入試対策・面接対策もできるので実際に役立つスキルを身につけられるでしょう。
医学部受験に適したオリジナルの問題演習も用意されているため過去問や模試を学習する以上の力が養えます。
講師や仲間のサポートが受けられる
予備校のプロ講師は、医学部受験独特の高いストレスやプレッシャーを理解しています。
そのため、医学部受験生の心理に寄り添い、適切なアドバイスを提供できます。
また、同じ目標に向かって一緒に努力している仲間の存在は常に心強いものでしょう。
私たちの予備校では無料相談を実施しており、具体的な受験対策や学習法について、実際にプロの講師からアドバイスを受けることが可能です。
ぜひ一度、無料相談を通じて、医学部合格に向けた適切なサポートを体感してください。
医学部の合格を目指すために
難関である医学部合格までは長い道のりです。スケジュール管理をしながら効率よい学習を続け、生活リズムを整えて心身の状態を保ちつつモチベーションも維持しなければなりません。
その努力を実らせるためには、予備校のサポートを受けることが重要です。予備校が持つプロの知識やノウハウは医学部受験に大いに役に立ちます。
横浜予備校では医学部向けのコースを設置し、医学部受験生を強力に後押しします。365日年中無休の快適なMy自習室・トッププロ講師による最大4名まで(平均2名)の科目別・能力別の極小人数制授業・完全個別指導、医学部合格に向けた学習管理など医学部受験へのサポート体制は万全です。
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