
大学受験に向けて必死に勉強に取り組んでいる方の中には、「全落ちしてしまうのではないか」 と漠然とした不安を抱えている方もいるでしょう。
たしかに、大学受験では「もし全落ちしたら…」と考えてしまうのは無理もありません。
しかし、仮に全落ちしてしまったとしても、進学の道は複数あります。 大切なのは、落ち着いて次のステップを考えることです。
本記事では、大学受験に全落ちした場合の対処法を紹介します。 さらに、全落ちしやすい人の特徴やその原因についても解説します。
目次
大学受験に全落ちしやすい人の特徴

大学受験に全落ちすると、「単純に勉強が苦手なのではないか」と思われがちです。
しかし、今の偏差値が低くても、適切な受験対策を徹底すれば、志望校合格を勝ち取ることは十分可能です。
受験勉強開始が遅い
大学受験の勉強開始は、高校2年生から始めるのが望ましいといわれています。
大学受験は出題範囲が広いため、高校3年生からでは試験までに間に合わない可能性があります。
特に秋や冬から受験勉強を始めた場合には、試験日までに試験対策を練るのは厳しいでしょう。
受験勉強に割く時間が限られてしまうため、基礎固めが不十分な状態で試験に臨むことになってしまいます。
少しでも合格の可能性を上げるためには、遅くとも夏休み前後に基礎を固めて秋以降に試験対策を徹底することが理想的です。
計画性・集中力がない
大学受験で全落ちしやすい人の特徴の一つは、学習計画を立てないことです。
学習計画を立てずに、とにかく知識を詰め込もうと闇雲に勉強する方もいます。
一見、努力しているように見えますが、無駄が多く、非効率になりやすいのが実情です。
大学受験の問題は、大学ごとに出題傾向が異なります。
そのため、各大学の出題傾向に合わせた受験対策が重要です。
出題傾向に合わない勉強を続けてしまうと、効率が悪く、貴重な時間を無駄にしてしまいます。
また、大学受験で失敗しやすい人のもう一つの特徴は、集中力が続かないことです。
長時間勉強しようと意気込んでも、集中力が欠けていると、長時間の学習はかえって非効率になってしまいます。
合格の可能性を高めるには、時間の使い方を工夫することが大切です。
・勉強時間をあらかじめ決める
・スマートフォンを触る時間を減らす
・短時間でも集中できる環境を整える
このように時間の使い方を工夫することで、短時間でも効率的に学習を進めることができ、合格につながりやすくなります。
基礎固めができていない

大学受験で失敗する方の共通点は、基礎固めができていないところです。
焦りの気持ちから、ついつい過去問から解き始めてしまう方もいることでしょう。
しかし、基礎が固まっていない状態でレベルの高い過去問を解いても、十分に実力が発揮できず無駄な時間を過ごしてしまいます。
少しでも合格に近づくためには、教科書や参考書・問題演習などを活用して学習内容を定着させることが重要です。
教科書や参考書・問題演習などを繰り返し読み直したり解き直したりすることで、基礎内容が身につきやすくなります。
基礎を固めたうえで、過去問や模試などに取り組みましょう。
過去問対策をしていない
大学受験で合格を勝ち取るためには、過去問対策は欠かせません。
大学によって出題傾向が異なるため、過去問対策を怠ってしまうと本番の試験で実力を発揮しにくくなります。
過去問を解くメリットは、以下のとおりです。
・出題傾向や形式を把握できる
・試験時間の感覚がつかみやすい
・受験本番をイメージできる
・苦手科目を知れる
・反復練習ができる
繰り返し同じ問題を解くことが重要です。
本番では異なる問題が出題される可能性があるため、複数冊の過去問を用意する方もいるでしょう。
しかし、多くの過去問に手を広げすぎると、単に問題をとくだけで終わってしまいがちになります。
過去問で成績を上げるコツは、厳選した1冊を徹底的に解き込むことです。
1冊の過去問を極めることで、出題パターンを深く理解し、目の前の問題に集中しやすくなります。
苦手科目を克服するまで、繰り返し演習に取り組みましょう。
大学に全落ちしたときの対応

大学受験で全落ちすると、どうすればよいのかわからず困惑するでしょう。
人によっては大学受験で初めて大きな挫折をすると、目の前が真っ暗になる方も少なくありません。
しかし、高校卒業後の進路は大学進学だけではありません。
就職や浪人・専門学校・通信制大学など、いくつか選択肢があります。
仮に大学受験で全落ちした場合には、どのような進路があるのか紹介します。
私立大の後期日程を受ける
もし3月以降に試験が実施される大学があれば、最後まで受験を続けるのも一つの選択肢です。
国立大学は受験できる試験数が限られますが、私立大学では3月以降も試験を実施しているところがあります。
後期試験は倍率が高くなりやすい傾向にありますが、最後まで諦めなければ、合格のチャンスは十分にあります。
第1志望の大学受験に挑戦し続けるのもよいですし、滑り止めの大学の試験を受けてみるのもおすすめです。
受験できる試験がある限り、最後まで挑戦を続け、合格を勝ち取りましょう。
専門学校を目指す
医療、建築士、美容師、デザイナーなど、将来やりたい仕事が明確な方は、必ずしも大学進学にこだわる必要はありません。 専門学校を目指すのも一つの選択肢です。
専門学校ごとにカリキュラムは異なりますが、座学だけでなく、実践的なスキルを身につけられる点や、専門資格の取得を目指せる点など、多くのメリットがあります。
さらに、専門学校にはほかにもさまざまなメリットがあります。
・実践的なスキルが身につきやすい
・短期間で就職できる
・資格が取れる
・就職サポートが手厚い
・友達が作れる
専門学校によっては、3月以降も入学募集を行っているところもあります。
気になる専門学校があれば、入学の可否を確認し、検討してみましょう。
通信制大学を検討する
大学受験に失敗しても大学に通いたい方は、通信制大学への入学を検討するのも一つの選択肢です。
通信制大学とは、インターネットやテキストを活用した自宅学習や、スクーリングなどで授業を受けられる大学のことです。
4年間しっかりと単位を取得すれば、大卒の資格を得ることができます。
通信制大学では自主学習がメインですが、科目によっては短期間のスクーリング授業が実施されることもあります。
また、同年代の学生だけでなく、中高年の方やシニア層など、多様な年齢層の方が学んでいるため、新たな出会いが生まれる可能性もあります。
浪人する

大学受験で全落ちしてしまった方のなかには、「もう一度挑戦すべきか」「来年こそは志望校に合格したい」と悩んでいる方も多いかもしれません。
1年間浪人し、今年の失敗を踏まえて受験対策を徹底すれば、志望校合格の可能性は十分にあります。
しかし、浪人生活は自己管理が求められ、どのように勉強を進めるべきか分からないと、不安を感じることもあるでしょう。
「独学で頑張りたいけれど、効率的な学習方法が分からない」「一人だとモチベーションが続かない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
もし受験勉強で不安を感じている場合は、横浜予備校で再チャレンジしてみるのはいかがでしょうか?
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浪人生活を無駄にしないために、効率的な学習環境を整え、合格への最短ルートを歩みましょう。
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浪人のメリット

本当に行きたい大学があるなら、浪人を選択するのも一つの方法です。
現役時代の失敗を振り返り、反省を活かして受験対策を徹底すれば、志望校合格の可能性は十分にあります。
1年間コツコツと勉強に取り組むことで、確実な学力アップが期待できます。
経験を積んでから再受験できる
浪人のメリットは、勉強の経験を積んでから再受験できることです。
現役時代は、部活や定期テスト、体育祭や文化祭などの学校行事に追われ、受験勉強に十分な時間を確保できなかった 方もいるでしょう。
しかし、浪人生は現役生よりも勉強に集中できる時間が多いため、受験対策に専念しやすい環境が整います。
夏までに基礎を固め、秋冬に試験対策を徹底すれば、合格の可能性は十分にあります。
ただし、自由に使える時間が増えた分、生活習慣の乱れによって怠けやすくなる傾向があるため注意が必要です。
メンタル強化が期待できる

浪人生は、1年間受験勉強に専念する必要があります。
そのため、現役生と比べて自己管理能力が問われることが、合格の鍵を握ります。
1年間の学習計画を立て、しっかり勉強に集中できる環境を整えれば、学力向上だけでなく、自己成長にもつながりやすくなります。
しかし、中には自己管理に自信がなく、計画通りに進められない方も少なくありません。 もし自力で学習管理を徹底するのが難しい場合は、予備校に通うのも一つの選択肢です。
横浜予備校では、スケジュール管理を徹底し、綿密な学習計画のもとで受験勉強に専念できる環境を提供しています。
受験勉強の自己管理に不安を感じる方は、まずは無料相談で気軽に相談してみてはいかがでしょうか。
学習方法が身につく
浪人生の大きなメリットは、学習方法を見直し、より効率的に学習を進められることです。
前年の受験の失敗を振り返り、具体的な学習計画を練ることで、合格の可能性を大きく高めることができます。
例えば、苦手科目を十分に対策できなかった場合は、その克服を最優先にした学習スケジュールを組むことで、より効果的な受験対策が可能になります。
また、基礎の定着が不十分だった科目については、基礎から応用へと段階的に学習を進めることで、確実な実力アップにつなげることができます。
しかし、中には前年の反省点を明確にできず、どこを改善すべきか分からないまま浪人生活をスタートしてしまう方もいるでしょう。
自力で学習方法を確立するのが難しい場合は、予備校を活用するのがおすすめです。
横浜予備校では、生徒の学習状況を把握したうえで個別にカリキュラムを作成するため、無駄のない学習が可能です。
また、少人数制(1クラス平均2名)の個別指導を採用し、疑問点をすぐに解決できる環境を提供することで、短期間での成績向上を実現します。
さらに、横浜予備校では、プロ講師による指導に加え、専属コーチによる学習管理サポートも実施。自分に適切な学習法を確立しながら、モチベーションを維持しつつ受験勉強に取り組める環境が整っています。
「今年こそは志望校に合格したい」「適切な学習方法を見つけて効率よく学習したい」と考えている方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご活用ください。
あなたに合った適切な学習プランをご提案し、第一志望合格を全力でサポートします。
浪人するなら宅浪か予備校か

浪人を考えている方の中には、宅浪にするか、予備校に通うかで迷っている方もいるでしょう。
どちらの学習方法が自分に合っているのか、メリットとデメリットを踏まえて判断することが重要です。
宅浪は費用がかからないが強い意志が必要
宅浪に向いている方の特徴は、自己管理が徹底されていることです。
宅浪は一人で学習を進めなければならないため、自分で学習計画を立て、受験対策を練る力が求められます。
受験対策を徹底できていれば、宅浪でも合格の可能性は十分にあります。
しかし、受験勉強に対するモチベーションが低い方や、勉強習慣が身につきにくい方には、宅浪は向いていません。
浪人生は現役生と比べて自由に使える時間が多いため、時間の管理を誤ると無駄に過ごしてしまうリスクがあります。
もし宅浪が向いていないと感じた場合は、予備校通いを検討するのも一つの選択肢です。
予備校はプロの指導で効率的に勉強できる
予備校のメリットは、講師のサポートを受けられることです。
自力で学習を進めるのが難しい方でも、講師が学習計画を立案してくれるため、効率よく受験勉強を進めることができます。
また、予備校では新しい受験情報が得られるため、入試対策がしやすいのも大きな魅力です。
・講師から手厚い学習サポートが受けられる
・生活リズムが整いやすい
・志望校に合わせたカリキュラムが組まれる
・ほかの生徒もおりモチベーションが維持されやすい
・自習室で勉強に専念できる
しかし、予備校に通うことには、費用の高さや拘束時間の長さ、難易度の高い授業への不安など、さまざまなデメリットもあります。
また、予備校ではカリキュラムに沿って受験対策を進めるため、自分のペースで学習を進めたい方には不向きかもしれません。
もし予備校通いに不安がある場合は、まずは体験授業を受けてみるのがおすすめです。
全落ちしないように少人数教育の予備校で指導を受けよう

大学受験で全落ちしてしまった場合、「来年こそは志望校に合格したい」と考える方も多いでしょう。
しかし、限られた時間の中で効率よく学習を進め、確実に実力を伸ばすためには、適切な受験対策を立てることが重要です。
独学での学習も可能ですが、効率よく受験勉強を進めたい場合は、予備校を活用するのが合格への近道です。
予備校では、プロの講師による手厚い学習指導を受けられるため、自己流の勉強で伸び悩むリスクを減らし、合格に向けた適切な学習計画を実践することができます。
横浜予備校では、一人ひとりの学力や志望校に合わせた個別カリキュラムを作成し、受験生を徹底サポート。
少人数制(1クラス平均2名)の個別指導により、疑問をすぐに解決しながら学習を進めることができ、苦手科目の克服もスムーズに行えます。
また、専属コーチによる学習管理サポートも提供しており、計画的な学習を無理なく継続できる環境を整えています。
「今年こそは合格したい」「効率よく学習を進めたい」と考えている方は、まずは横浜予備校の無料相談に申し込みましょう。
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