医学部受験において、英語に力を入れて学習したい方も多いでしょう。
入試では英語の配点が高い、入学後にも英語の能力は必要とされる、などの理由があります。
英語は医学部入試、医学生、そして医者になっても必ず求められます。
まずは入試で高得点をとるための英語力を身につけるために、今回は英単語編、英文法編、長文編にわけて、3つの参考書をご紹介します。
目次
英単語編 キクタン【医学部受験】
英単語帳シリーズとして人気のキクタンの中に、医学部受験向けのものが販売されています。
医学部入試では、テーマとして医療・看護・薬に関する長文問題が出題されることが多くあります。
一般の学部向けの英単語帳に掲載されている、医療・看護・薬に関する英単語の数は、そこまで多くはありません。
そのため、医学部受験向けの英単語帳を1冊持っておくことをおすすめします。
キクタンシリーズはそもそも人気ですし、医療関係の英単語も豊富に掲載されているので、どの英単語帳にしようか迷っている方がいたら、この1冊をおすすめします。
英文法編 Next Stage
これは、医学部生向けに作られた参考書というわけではないのですが、大学入試に必要な能力を身につけるためにおすすめの参考書です。
Next Stageの良いポイントは、解説がとても丁寧なところです。
もう1つは、問題が左側に書いてあり、右側のページに答えが書いてあるという、問題と解説の位置が見開きになっていてデザイン的にとても見やすいということです。
「基礎ができていないかも・・・」と心配な方でも、Next Stageは丁寧な解説で理解しやすい参考書です。
長文編 やっておきたい英語長文(300/500/700/1000)
長文問題には、語彙力(知っている英単語数)が一番重要だと、個人的には考えています。
そして、その英単語力を身につけたら、次に必要なのが英文を読む練習です。
ある程度の文章の意味は英単語がわかればつかむことはできますが、実際に問題を解くとなると、いかに早く読み進めて、答えの根拠となる場所を見つけられるかが重要になってきます。
長文問題をたくさん読むことで、読むスピードもあがりますし、答えの根拠を見つけられるようになるまでの時間も短くなります。
まとめ
最も重要なことは、過去問を確認して、どのような能力が求められて、どのような出題形式が多いのかを把握することです。
医学部ならではのテーマを選択している学校も多い中で、理系はまとめて同じ問題を使う大学もあります。
医学部ならではの英単語力を鍛える必要性があるのか?
文法問題は出題されるのか?
長文の設問はどのようなものなのか?
このような情報を過去問から入手しておくことで、志望校に合わせた対策をすることができます。