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大学受験の併願のメリットとデメリット|専願との違いや併願校選びのポイントも解説

大学受験の併願のメリットとデメリット|専願との違いや併願校選びのポイントも解説

第一志望の勉強に集中しているなかで、併願校はどう選べばよいのか、専願の方が有利なのかと迷うこともあるでしょう。

ただし、併願と専願に正解・不正解はありません。大切なのは自分の受験戦略にどう組み込むかです。

この記事では、併願と専願それぞれの特徴や違い併願校の選び方のポイントをわかりやすく解説します。

大学受験の併願のメリットやデメリット

選ぶ女子高生

併願の概要は知っていても、実際にどう活用すればよいのか迷う方も多いでしょう。

併願の大きなメリットは、第一志望に依存せず受験のリスクを分散できる点です。

また、入試本番のシミュレーションとしても有効です。

ただし、出願費用や準備の手間、試験日程の調整などの負担も軽視できません。

併願のよい面と注意点をしっかり整理して、自分に合った使い方を見つけるヒントをお届けします。

メリット

併願には、複数のメリットがあります。

まず大きな利点は、進学の選択肢が広がる点です。複数の大学を受験しておくと、入試終了後に進学先を選べるため、本番の試験にも集中しやすくなります。

また、第一志望に落ちた場合でもほかに合格校があれば、精神的な余裕も生まれます。

さらに、試験本番の練習としての役割も見逃せません。実際の会場で試験を経験することで、緊張感に慣れ、本命校でも実力を発揮しやすくなります。

特に第一志望の試験日が後半である場合は、先に併願校を受けておくと効果的です。

デメリット

併願には多くのメリットがある一方で、注意すべきデメリットもあります。

まず複数の大学を受験するには、それぞれの出題傾向に合わせた対策が必要です。

大学ごとに使われる教科や問題形式が異なることも多く、個別対策に時間や集中力を取られすぎると第一志望の準備が十分にできなくなる可能性があります。

学習スケジュールを調整しながら、受験校を絞る工夫が必要です。

経済面の負担が気になる方もいるでしょう。1校あたり約35,000円の受験料に加えて、交通費や宿泊費も発生するため、合計で数十万円にのぼる場合もあります。

大学受験の併願と専願の違い

悩めるお年頃

「専願は合格したら必ず入学しなければならないのか」と不安に思う方もいるでしょう。

専願とは、合格した場合はその大学に入学する約束のもとで出願する形式で、主に推薦入試や一部の私立大学で採用されています。

合格のチャンスが高くなる一方で、進路の選択肢が制限されるという側面にも注意が必要です。

ここでは、併願との具体的な違いやそれぞれのメリットと注意点をわかりやすく整理して解説します。

専願とは

専願は、主に私立大学で採用されている出願方式で、単願と呼ばれることもあります。

大きな特徴は、合格後は必ず入学する約束を前提に出願する点です。

大学側にとっては入学者を早い段階で確保できるメリットがあり、受験生にとっても進学先が早期に決まり、精神的な安心感を得やすい点も特徴です。

ただし、合格後は必ず進学する義務があるため、軽い気持ちで選ぶことは避けましょう。

本気で進学を希望する第一志望の大学に限定して活用し、後悔のない選択をすることが大切です。

進路の幅を狭めることになるため、自分の将来像や学びたい内容としっかり向き合い、十分に検討したうえで判断することが重要です。

専願のメリットやデメリット

専願の大きなメリットは合格の可能性が高まる点です。

前述したように合格後の入学が前提であるため、大学側は入学者を確保しやすく、選考で点数加算などの優遇措置がとられる場合もあります。

そのため、併願よりも合格率が高くなる傾向があります。

一方、デメリットも見逃せません。

専願は基本的にほかの大学と併願できず、合格したら入学辞退ができません。

やむを得ない事情がない限り、辞退は大学間の信頼関係を損ね、後輩の推薦枠に悪影響を及ぼす可能性もあります。

専願入試を選ぶ際には、志望校に本当に進学したいのかを十分に検討し、家族や学校の先生と相談しながら慎重に判断する必要があります。

併願と専願の違い

前述したように、専願は合格したら必ずその大学に入学する約束のもと出願する形式で、主に推薦型やAO入試で用いられています。

一方、併願は複数の大学を同時に受験できる方式で、合格の結果を見比べてから進学先を決定できるのが大きな特徴です。

また併願は選択肢が広がる反面、受験校が増える分、費用や体力面での負担も大きくなります。

学力や志望度、将来の目標や家庭のサポート体制を踏まえて第一志望校は専願、その他の大学は併願というように戦略的に組み合わせるのがおすすめです。

大学受験の併願校選びのポイント

塾の女子高生と先生

第一志望だけを考えていたり、併願校の選び方に迷ったりする受験生も多く見られます。

併願校は単なる保険ではなく、将来を左右する重要な選択肢の一つです。

偏差値や希望する分野に加え、大学の雰囲気や立地、試験日程、共通テスト利用の有無、学費など注目すべきポイントは9つあります。

偏差値で選ぶ

併願校を選ぶ際、まず確認すべきなのが偏差値です。

大学の入学難易度は一般的に偏差値で示されており、自分の学力とかけ離れた大学を選んでも滑り止めにはなりません。

直近の模試や定期テストの結果を参考にしながら難易度別に、下記の3タイプに分類してみましょう。

・安全校(偏差値−3〜5または模試の判定A〜B)
・実力相応校(偏差値±2または模試の判定B〜C)
・挑戦校(偏差値+2以上または模試の判定C以下)

ただし、偏差値だけに頼らず、試験科目や出題傾向、自分の志望度もしっかり考慮しましょう。

学びたい学部や学科で選ぶ

併願校を選ぶ際は、学びたい内容を基準に大学を選ぶことがとても重要です。

模試の結果や偏差値だけで決めてしまうと、入学後に思っていた勉強ができないと後悔することもあります。

同じ学部でも大学によってカリキュラムや専門分野は異なり、学習イベントや研修制度などにも個性があります。

併願校であっても学びたい内容があるかを確認し、丁寧に情報を集めながら選ぶことが後悔のない進路選択につながるでしょう。

学校の雰囲気で選ぶ

併願校を選ぶ際は、大学の雰囲気や校風にも注目しましょう。

パンフレットやホームページではわからない点も多いため、オープンキャンパスへの参加がおすすめです。

大学によっては、活気のある雰囲気や落ち着いた雰囲気、共学か男女別学かなど、校風が大きく異なります。

また、先生と生徒の距離感やクラブ活動の雰囲気なども重要なポイントです。

文化祭や説明会に参加することで、その大学のリアルな姿を知ることができます。

入試日程で選ぶ

スケジュール管理

併願校を選ぶうえで入試日程は重要な検討要素の一つです。

大学によって試験日が異なるため、第一志望校を中心に日程に無理がないようスケジュールを組み立てましょう。

連続受験は体力的にも精神的にも負担が大きく、試験本番で実力を出し切れないこともあります。

可能であれば試験と試験のあいだに1日以上の休養日を設け、長くても3日連続までに抑えるのが理想です。

大学入学共通テスト利用入試が導入されているかどうかで選ぶ

多くの私立大学では、共通テスト利用方式が導入されており、国公立大学を第一志望とする受験生にとっては効率的に受験準備を進められます。

共通テスト利用型の入試では、当日に大学で試験を受ける必要がないケースもあり、移動や体調管理の負担を軽減できます。

また、大学独自試験との併用型では共通テストの得点を活かして個別試験の科目数を減らすことも可能です。

得意科目に絞って受験できるため、合格の可能性が高まります。

入試科目で選ぶ

併願校を選ぶ際は、入試科目が自分の得意分野と合っているかを確認することも重要です。

基本的には、第一志望校と同じ受験科目で受験できる学部・学科を選びましょう。

私立大学のなかには2科目で受験できる方式を採用しているところもあり、得意な2科目で受験できる大学は有利に働きますが、苦手科目が必須の場合は避けるのが賢明です。

第一志望校の対策に集中するためにも、追加の対策が不要な入試科目で受験できる大学を選びましょう。

進路を考慮して選ぶ

困る高校生

併願校は将来の進路を見据えて併願校を検討することが大切です。

大学での学びが、将来の仕事や資格取得につながるかを基準にすれば、進学後のミスマッチを防ぎやすくなります。

卒業後に希望の業界へ進むためには、大学の就職実績やキャリア支援体制の充実度にも注目しましょう。

教授のネットワークやゼミの内容が、就職活動に影響することも少なくありません。

立地で選ぶ

併願校を選ぶうえで立地が気になる方もいるでしょう。

大学の場所やアクセスのよさは日々の通学に大きく関わってきます。

特に、自宅から通学する予定の方は通学時間や交通手段をしっかり確認しておきましょう。

遠方の大学を選ぶと通学時間が長くなり、学業やアルバイトに充てられる時間が減る可能性があります。さらに交通費がかさむことも想定されます。

一人暮らしを検討している場合でも、大学周辺の住環境や家賃相場などをチェックしておきましょう。

自分の生活スタイルや家庭の事情を考慮し、通学負担の少ない大学を選ぶことが大切です。

学費で選ぶ

併願校を選ぶ際は、学費も慎重に検討することが大切です。

大学進学には、授業料や入学金など進学に伴う費用は多岐にわたります。

国公立大学の授業料は、4年間で約2,140,000円、私立大学は約3,840,000円が目安です。さらに、施設設備費や実験実習料などがかかる場合があります。

これらの費用は大学の公式サイトなどで事前に確認しておくと安心です。

学費は大学ごとに大きく差があるため、入学時に支払う金額だけでなく在学中の総額も把握しておきましょう。

横浜予備校では、医学部や難関大学への合格を目指す生徒に向けた徹底した個別指導を行っています。

専属コーチが日々の学習スケジュールを管理し、勉強内容だけでなくモチベーション面まできめ細かくサポートすることが可能です。

さらに、推薦入試に必要な自己PR文の添削や面接対策も、回数無制限・追加費用なしで対応しています。

24時間いつでも相談できるLINEサポートに加え、講師陣は大手予備校での指導経験がある実力派ばかりです。

相談体制

「何から始めればよいかわからない」「今の勉強法で合っているのか不安」という方は、まずは無料相談で現在の状況をお聞かせください。

横浜予備校が、合格までのロードマップをご提案します。


大学受験の併願の注意点やよくある失敗

勉強で絶望する女の子

大学受験での併願は一般的な戦略ですが、選び方や受験計画を誤ると後悔につながるケースもあります。

よくある失敗の一つは、理由もなく併願校を選んでしまうことです。

ブランドや知名度だけを基準に実力以上の大学を併願すると、不合格の連続で自信を失い第一志望の試験にも悪影響を及ぼしかねません。

また、どうせ行かないからと興味のない大学を受けるのもおすすめできません。併願校とはいえ、合格すれば通う可能性があります。

学びたい分野や生活環境などを具体的に考え、4年間通ってもよいと思える大学を選びましょう。

さらに、受験校を増やしすぎた結果、試験日程が過密になるケースにも注意が必要です。

学力だけでなく体力や気力も試される大学受験では、無理のないスケジュールが大切です。

併願数は絞りつつも、挑戦校や安全校をバランスよく組み合わせ、最初の受験で慣れてから本命に挑むと本来の実力が出しやすくなります。

学部と大学選びのコツ

横浜予備校では、1クラス平均2名の超少人数制を採用し、それぞれの生徒の理解度に合わせた丁寧な指導を行っています。

常に集中できる静かな環境のなかで、経験豊富な講師がきめ細やかな学習支援を提供するのが特徴です。

一人ひとりの状況に応じた受験戦略を提案し、目標達成に向けてしっかりとサポートいたします。

「自分に合った併願校を選びたい」「自分の学力に合わせたサポートをしてほしい」という方は、ぜひ横浜予備校の無料相談をご活用ください。


併願受験を活用して第一希望の大学に挑戦しよう

試験勉強をする人

併願受験は、第一志望に全力を注ぐための重要な戦略の一つです。

出願校や入試方式、試験日程をしっかり整理し併願戦略を効果的に立てることで、不安を減らし実力を発揮しやすくなります。

併願受験は、第一志望に全力を注ぐための重要な戦略の一つです。

出願校や入試方式、試験日程をしっかり整理し併願戦略を効果的に立てることで、不安を減らし実力を発揮しやすくなります。

横浜予備校では、複数校受験を前提とした戦略的な併願プランニングにも力を入れています。

医学部や難関大学を目指す生徒にとって、受験校の組み合わせやスケジュール管理は合否を大きく左右する重要な要素です。

そのため、学力や志望校のレベルに応じて現実的かつ継続可能なスケジュールを個別に設計し、志望校ごとの傾向に対応した学習プランをご提案いたします。

「併願校の選び方に悩んでいる」「最後までやりきれる計画を立てたい」とお考えの方は、まずは無料相談をご利用ください。横浜予備校が、あなただけの受験戦略を一緒に構築いたします。


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